四季の鍼




一、春夏には浅く刺し、秋冬には深く刺す。

春や夏は陽気が上にあるため人の気も上にある、そのために浅く刺すのである。

秋や冬は陽気が下にあるため人の気も下にある、そのために深く刺すのである。

これが、四季に応じて鍼を用いる際の浅深の方法である。







一元流
杉山流三部書 次ページ