脚気




一、脾腎の経脉が弱く、風寒暑湿の邪気に傷られるためにこの病を生ずる。

邪気が腹中に入り心を攻めれば死す。

一、足の内踝が赤く腫れて痛むものを繞蹕風と言い、外踝が赤く腫れて痛むものを穿(足爭)風と言い、両膝が赤く腫れて痛むものを鶴膝風と言い、両股が痛むものを腿(月叉)風と言い、腫れて痛むものを湿脚気と言い、腫れないものを乾脚気と言う。

陰陵泉・陽陵泉・三里・公孫・絶骨・風市・承山・三陰交を用いるとよい。







一元流
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