時系列の問診


問診






主訴 胃痛



30代前半、女性。鍼灸マッサージ師

体重46キロ、身長163キロ

血圧:110~100/65~60

肉親の病気の遺伝的傾向:特にナシ。

今一番つらい症状・治したい症状:胃痛。

どのような状態ですか:子供の頃から、胃が痛くなる。

つらい時期:冷え、寝不足、疲れる、ストレスなどがあるとき。

その症状は悪化傾向にありますか:生活状況によるが、現在の状況は良くないと思う。

小学校5年の頃、深夜の山登りをしたことがあり、その時初めて胃が痛くなった。

その後、6年生くらいからは日常的に胃痛を感じることが多くなった。

冷え、寝不足、疲れる、ストレスなどがあるときに多く感じる。

他に治していきたい症状はありますか:左小指、右薬指の肌荒れ。




今一番つらい症状について



今回いつごろから始まりましたか:4年ほど前から(専門学校入学してから)

今回の症状が起こる前に:学校に入学してからは、特に肉体的にも無理が続いた。

今回の症状が起こった原因は何だと、ご自身では思いますか:睡眠不足、ストレス、体力の無さ。

今回の症状が起こると同時に出てきた症状や体調の変化などはありますか

 ①痛みの部位:心窩部、臍周囲、背中。

 ②胃が痛いときは食欲は無い。また痛いときは便秘して、眠りも浅い。

今一番つらい症状は、全身的な体調の変化に合わせて変化しますか:変化する。

診断名:胃潰瘍、十二指腸潰瘍(1年前の時点で)

現在の症状に対して今まで治療を受けましたか

 :胃酸抑制剤(タケプロン)、胃粘膜保護剤(ガストローム)、安中散を処方され服用中。

治療効果:安中散に関しては効果不明。

治療を受け始めた時期

 :胃酸抑制剤(タケプロン)、胃粘膜保護剤(ガストローム)は2年前から、安中散は1ヶ月前から。




普段の状態について



冷えるとき、睡眠不足のときに悪い変化。入浴で改善。

食欲は、普通。子供のころは食が細かった。食事時間はある程度一定。

食べるのは遅く、空腹感はある。よく噛んでいると思う。

食後にお腹が脹ったり胸や怪我することはあまり自覚がない。

よく食べる食べ物:五穀米、玄米、果物。

食べ物に好き嫌いはありますか:あまり辛過ぎるのは嫌い。

間食はとりますか:よくある(仕事の休み時間にお菓子)

タバコ:すわない。

飲酒:付き合いで飲む程度。月1回あるかないか。

飲み物について:500mlから1000ml。

飲み物の種類:水、牛乳、時々ジュース。

喉は汗をかけば渇く。

大便は、1日1回から2日に1回。

一ヶ月ほど前は、お腹がはって辛かった。便秘薬は服用していない。

時々出きらない感じがある。便の形はころころ、ばなな。量はそのときによる。

付着して取れにくいことはない。時々におう。

小便は、1日5回くらい。残尿感はない、尿切れが悪いときはない。

色が黄色い気がするがビタミン剤の影響?夜間排尿に時々おきる。

睡眠は寝つきはよい、眠りは浅い、夢をみることもある。寝起きは悪い。

翌日に疲れが残ることがいつもある。

今までにかかった大きな病気

 :小学校低学年で喘息とアトピー性皮膚炎、

 :15歳で十二指腸潰瘍で入院、

 :29歳で十二指腸潰瘍・胃潰瘍で入院




婦人科の状態について



つらい症状と生理との関係:胃が痛いときは生理が遅れる。

婦人科の病気になったことはありますか:ない。

生理の状態について:初潮は14歳。周期は28日(3日ほどの前後はある)、期間は7日。

生理に伴う体調不良について:生理の数日前に乳房が張ることはたまにある。生理の1日目に生理痛があることがたまにある。

生理の血の色は薄くないと思う、親指大の決壊がまじり、量は普通で二日目が多い。妊娠経験なし。







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病因病理:証:論治

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