月経前症候群の弁証論治:時系列の問診


月経前症候群の弁証論治
主訴  問診






26歳 女性

仕事の種類 治療師

家族構成 母 兄

血圧 体重 56 身長162

肉親の病気の遺伝的傾向  糖尿病(母方の祖父と祖父の妹、母は検査でひっか かってる)







今一番つらい症状・治したい症状は

 生理前のイライラ 腹部不快感 憂鬱 仙腸関節せん痛 胞膏付近の痛み   生理中の眠気

その症状は 変化はあるが発症期間は長くなっている

その症状は、   初潮から

他に治していきたい症状は  

 帯下(常にある。黄色だったり白だったり、水っぽかったり固まりだったり。
    調べてもらっても異常はないと言われた。筋腫などもない)

今一番つらい症状は今回は 1週間前くらいから

今回の症状が起こる前に

肉体的、精神的に無理をした

風邪 引いていない

生活環境の変化は     祖父が亡くなった

今回の症状が起こった原因は自分では   冷えだと思う

今回の症状が起こると同時に出てきた症状や体調の変化

痛みの部位 :左仙腸関節

かゆみの部位:唇

異常食欲・口渇

便秘・下痢・腹満・体重の増加

むくみの部位:下肢 顔 むくむ時期:朝・夕

身体がだるい・のぼせ・ふらつき

夢をよく見る・朝起き難い

今一番つらい症状は、全身的な体調の変化に合わせて変化する

現在の症状に対して今まで治療を受けていない







ふだんの状態について

全身の状態が異常に変化(良い変化○:悪い変化×)

 1,クーラー・暖房・梅雨時・季節の変り目×

 3,入浴中○

 4,肉体疲労時・気を使った後・睡眠不足のとき×

 5,風邪を引いたとき

  風邪を引くとくしゃみ・はなみず・さむけ・のど痛・下痢・頭痛(前・後・左・右)・肩凝り

 6,食前・食後・食べすぎ・飲みすぎ・便秘・下痢×

食欲について=大食

 食欲は若い頃から同じような状態

 食事時間は不規則

 食事時間は15分・食べるのは遅い(職場では量を減らしているので。家では1時間)

 食事前には空腹感がいつもある

 食事は普通に噛み、いつもおいしい

 食後にお腹が張ったり胸焼けがすることがほぼいつも

よく食べる食べ物は   白米 パン ファーストフード

   好き  ご飯 パン 納豆 生クリーム 刺身 野菜

   嫌い  つぶあん

間食はあれば食べる

タバコは吸ったことない

飲酒はほとんど飲まない







飲み物について  一日に飲む飲み物の量=計2リットル以上

飲み物の種類      水 湯 コーヒー 乳飲料

(口・舌・喉)はよく渇く

(喉)違和感が時々ある

大便について(回数は日によって違うので何ともいえない)

  便秘でお腹が張ってつらいのは時々

  便秘で薬を服用していない

  大便が出切らない感じがすることは時々

  大便の形は(太い・バナナ・細い・コロコロ・軟便・下痢状・水状←どれもあり)

  大便の量は(多い・こぶし大・少ない←どれもあり)

  大便が便器に付着して取れ難いようなことがめったにない

  大便の臭いは普通で時々臭う

小便について(頻尿←多いと1時間おき。冷えると多いが冷えなくても多いときもある。少ない時もある)

  残尿感はよくある

  尿の切れが悪いときは時々

  尿の色が白濁することがよくある

夜間排尿にめったに起きない

睡眠について=就寝時刻  不規則    起床時刻 10時

  寝つきはだいたいよく眠りは深い・夢をよく見る

  寝起きは普通

 翌日に疲れが残ることはよくある

夢の内容は 逃げる夢  現実(仕事)の夢

今までかかった大きな病気 なし







婦人科の状態について

今一番つらい症状 治したい症状と 生理の状態とは関連している

1,症状が悪化するのは生理の1~2週間前から

2,症状がよくなるのは生理の4日めくらいから

3,生理の状態はこの症状が出てから特に変化なし      

生理の状態について

  生理が始まったのは11歳

  周期は 不規則(不安定)

 生理が起こることによる体調不良はいつも

  体調不良の時期(生理前・生理初期)

  その状態(刺痛・鈍痛・腫れ(むくみ)・イライラ・寝込む・疲れ)

 部位(腰・下腹部・乳房(生理前にはる)・脚(むくむ))

 生理の血の色は濃い・出血したときの色

 生理の血の形状は小指大の塊・粘った膜・血液

 生理の血の量は少ない

 生理の血の量が多い時期は2日め

妊娠経験はなし







主訴:問診

時系列の問診

四診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治











一元流
しゃんてぃ治療院