病因病理:弁証論治


腰膝の寒えの弁証論治
五臓の弁別






左 寸~関 地についた感じ、浮位すくない
左  関   しまり気味、弦という硬さでない

     (ゆるんでいるから感じないのかも)
舌尖~舌縁に紅点多い、紅点は舌尖部新しく、舌縁部古い
     舌下静脈怒張明瞭

右胆兪  陥凹

15歳   親元を離れて東京の盲学校に入ると同時に寄宿舎に入る。
高校時代 陸上・フロアバレーなどのスポーツ好き。
17歳 急激に視力が落ち進路変更をする。普通文字が読めなくなり点字に切り替える。
20歳 老人ホームでリハビリの仕事に就く。
   その後3年で仕事変わる。
   【一人暮らし始める。】
25歳 【結婚】(配偶者は進行性筋ジストロフィーで車椅子使用。)
27歳 「かるがもの会」(視覚障害を持つ親とその家族の会)の立ち上げに関わる。
30歳 就職が決まる直前1か月間、頭全体がヘルメットで締め付けられるような痛 みに悩む。
    仕事が決まってやや楽になる。
    二人の子供に筋ジストロフィーの症状が遺伝していないかを調べ問題なしと 言われる。
31歳  再就職(鍼灸マッサージ)
37歳 2001年    今の職場に転職
40歳 2004年 「アリスプロジェクト」(視覚障害者コーチ勉強会)に参加。
40歳 視野が狭くなり光はわかるものの人が前に立っていても解らないくらいになる。
現在とほぼ変わらないが進行波続いている。
42歳 2006年7月 「かるがもの会」の代表を引き受ける(任期は2年)。
       毎週金曜日の夜1時間のスカイプ会議に参加。
42歳 2006年12月25日 頭痛が起こる。
42歳 12月29日頃「痔」になる。
42歳 2007年1月5日頃 「痔」の痛みと頭痛が会社に行ける程度になり、その後「痔」は治る。
42歳 1月5日以降 火がでるような頭痛は治まっても、常に頭痛はあった。
    会社に行くと痛みがひどくなり、寝ると楽になる。気合を入れると痛い。
    頭痛は、激怒で悪化。
42歳 チョコ、緑茶、コーヒー、ワイン、ピーナッツで頭痛が悪化。
(ピーナッツは顔もかゆくなる)ビール、日本酒は大丈夫。
  43歳 2007年2月~5月 上記頭痛は十全大補湯服用でかなり頭痛は改善。
43歳 生理前から3日位までだけ痛みがひどくなるようになり、次の生理時は痛みがなかったので、服用を止めた。
43歳 十全大補湯服用時は、生理前のガスが溜まりお腹が張る感じもまったくなく なった。
43歳 八味丸服用では、生理前にお腹が張るのを感じることはあった。
43歳 2007年3月 コーチングの学びのため月に4回月曜日による1.5時間の電話会議に参加。
43歳現在 2007年11月 頭痛は、激怒や前記の食べ物で悪化することもあり。
43歳現在2007年11月    寝起きに疲れが残ることはない。
43歳現在2007年11月    生理はやや不規則。早く来ることはあるが遅れることはない。
43歳現在2007年11月    生理痛なし。生理前はイライラするが始まると落ち着く。
生理中、腰が重く、乳房が張るが、3日目ぐらいからスッキリする。






舌尖紅
左 寸~関 地についた感じ、浮位すくない
心下 つまり
右ケツ陰兪~心兪  奥に硬さ
右督兪~肝兪  張り






脈診 右 全体的に浮いている
脾募 偉大
お腹全体は冷えていない
水分 少し圧痛、奥硬く真ん中に筋
左足三里  陥凹
右三陰交  陥凹、冷え
左三陰交  右より陥凹大きい
右太白  左より腫れている、冷え
左太白  腫れ
右隠白  冷え
右 三陰交から先冷え
左膵兪  しまって硬い

高校生の頃 便通は1回/週
25歳 結婚前の体重約70kg
     妊娠4か月頃、便通が1回/2週の事があり、とてもつらかった。
26歳 臨月時、貧血を指摘され鉄剤を服用(出産後も1か月服用)
26歳 産後体重70kg
30歳 貧血を指摘され、二度目の鉄剤服用。
    産後体重72kg
31歳  就職後、体重が減り(約10kg)62kg程度になる。
    仕事帰りなど、口の粘りを感じるようになる。
33歳  やや食欲が落ち始める。
37歳 2001年     立ちくらみの症状がでてくる。
42歳 2006年 夏  会社の健康診断で貧血を指摘され、鉄剤服用。
42歳 2006年 その後疲れやすさなどが取れたため自己判断で鉄剤をやめる。
43歳 十全大補湯服用時は、18歳の頃よりの便秘が改善され、ほぼ毎日軟便になる。
43歳 十全大補湯服用時は、生理前のガスが溜まりお腹が張る感じもまったくなくなった。
43歳 八味丸に変えてからは、三日に一度のバナナ状の便になる。
43歳 八味丸服用でも残便感はないが、十全大補湯のほうがよりスッキリでた。
43歳 八味丸服用では、生理前にお腹が張るのを感じることはあった。
43歳 夏 会社の健康診断で再度貧血を指摘され、立ちくらみもひどいので、鉄剤服用。
43歳 その後37歳の転職時から続いていた症状緩和(疲れやすい・立ちくらみ など)。
43歳 体重58kg(現在同じ)。    
43歳 現在 2007年11月 たまに、八味丸、鉄剤のサプリメント服用。 43歳 現在 2007年11月 大便は1回/3日(張ってつらいことあり)






脈診 右 全体的に浮いている
右合谷  ゆるみ
右風門  陥凹
右肺兪  陥凹(右風門、左右肺兪の中で右肺兪が一番陥凹が大きい)
左肺兪  陥凹
右大腸兪  陥凹
10歳頃まで 毎年年に2回くらいひどい風邪を引き何度か肺炎を起こす。(入院はせず自宅で直す)
11歳以降はめったに風邪を引かなくなる。






脈診 右 全体的に浮いている
右の尺    明瞭に浮いている
右大巨 陥凹して圧痛、圧迫すると中カンに痛み
左大巨 張り
気海 圧痛、奥硬く真ん中に筋
右外関~会宗 軽い溝、冷えてはいない
左外関  硬い、冷えてはいない
右復溜  陥凹、冷え
左復溜  右より陥凹大きい
右太谿  陥凹
左太谿  右より陥凹大きい 
右湧泉  奥に冷え、腫れ
左湧泉  右より冷え、腫れ、もどり悪い
右承山  左より陥凹、奥にスジばり
左承山  奥にスジばり
左 足首から先冷え
右三焦兪  陥凹
右腎兪  陥凹
右気海兪  陥凹
生まれつき視力が弱かった。
13歳ごろ 「網膜色素変性症」と診断受ける。視力は徐々に落ち失明することを知らされる。
高校生の頃 スポーツの後や疲れた時など、尿がチョロチョロしかでないような気がし ていた。
17歳 急激に視力が落ち進路変更をする。普通文字が読めなくなり点字に切り替える。
18歳 腎盂腎炎の疑い。高熱が10日位続いたが内服薬服用で再発はなし。
18歳 夏でも腰に扇風機をあてているような寒さを感じるようになり、現在に 至る。
   この症状は、温めると良くなる気がするが根治はせず。
   朝は忙し過ぎて気にする暇がなく、夕方以降気になる。
   冬特にひどくなるが、夏も症状あり。
   疲れてくると、重く、冷える感じが強くなる。
26歳 この頃から何となく膝が寒いという気がしてくる。 31歳 最初のぎっくり腰(その後軽いのを2~3回やっているが、記憶に残る程ではない)
    膝の症状をはっきり自覚するようになり、サポーターが手放せなくなる。
31歳  夜間尿で起きるようになる。
37歳 2001年 立ちくらみの症状がでてくる。
37歳 2001年 この頃から冬は腰にホカロン常用。
40歳 視野が狭くなり光はわかるものの人が前に立っていても解らないくらいになる。現在とほぼ変わらないが進行波続いている。
41歳 2005年3月~12月  子宮頸癌の疑いで、経過観察(良好)
42歳 2006年 その後疲れやすさなどが取れたため自己判断で鉄剤をやめる。
43歳 八味丸に変えてからは、三日に一度のバナナ状の便になる。
43歳 八味丸服用でも残便感はないが、十全大補湯のほうがよりスッキリでた。
43歳 八味丸服用では、生理前にお腹が張るのを感じることはあった。
43歳 現在 2007年11月 たまに、八味丸、鉄剤のサプリメント服用。 43歳 現在 2007年11月 腰、膝の寒さは変わらず。 43歳 現在 2007年11月 夜間尿は最近ない(睡眠時間が短いため?) 43歳 現在 2007年11月 寝起きに疲れが残ることはない。 43歳 現在 2007年11月 小便は高校時代から変わらずチョロチョロ。残尿感時々あり。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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