切診など


頭顔面部痛の弁証論治
時系列の問診




平成13年6月(59歳)・・・ご主人交通事故にあい死去
平成16年2月(62歳)・・・風邪をひき、それからめまいを感じるようになる
平成16年3月・・・風邪とめまいが治らない状態が続く。不眠になる
平成16年4月・・・漢方薬(何の煎じ漢方かは不明)を一週間ほど飲む。めまい、不眠治る
  めまい、不眠の予防にコ菊地黄丸を飲み始める







平成16年5月・・・友人に誘われてたまたま血液検査を受ける
  検査の結果、慢性C型肝炎と診断
  ミノファーゲンの注射と内服薬により治療開始する

平成16年6月・・・慢性C型肝炎であることを友人に話すと、友人からたくさん水を飲むことを勧められる。
  海洋深層水の購入契約をさせられる。
  普段から水分はほとんどとらない(一日500ml以下)のに、無理して水を飲むようになる。

平成16年7月・・・急に下肢、顔がむくみはじめ、腹水がたまる。
  利尿剤(ラシックス40、アルダクトン)を飲んで治療。
  杞菊地黄丸、海洋深層水の摂取を止める。

平成16年10月・・・浮腫が落ち着く。

平成16年12月・・・血小板の数値が低いため、インターフェロンの治療はできなくなる。
  今後もミノファーゲンの注射と内服薬により治療していくことになる。







平成17年2月(63歳)・・・目の乾きが気になり始める。眼科を受診してドライアイと診断。

平成17年夏ごろ・・・近所で犬を飼い始めて、犬の鳴き声がうるさく、それが気になりはじめて夜寝れなくなる。

平成17年10月・・・ベランダの床が腐ってきたのでリフォームする。
  この時、足場を隣人の土地に立ててしまったことで、隣人から苦情を言われる。
  すぐにきちんと謝罪したので、それ以降トラブルなどはない。
  しかし、隣人住民の顔を見るのも嫌になる。(隣人は傷害致死の前科あり)
  苦情を言われたことが忘れられず、ずっと頭から離れない。







平成18年1月(64歳)・・・お正月に皇居に行く。その数日後から腰痛を感じるようになり、接骨院に通い始める。

平成18年7月・・・入れ歯があたって痛むようになる。
  前歯が痛み始めて、抜歯する。抜歯した所の痛みが続く。

平成18年9月・・・家の床が一部腐っているの発見。  
  前年に中越地震があったため、家が倒壊したらどうしようかという心配をしはじめる。
  もし、苦情を言ってきた隣人の家の方に倒壊してしまったらどうしようと思い悩む。
  しかし、リフォームするにしても、騒音などでまた隣人から苦情がきたらどうしようかと思い悩む。







平成18年10初・・・頭と顔のピリピリ感ではじめる

平成18年11月・・・二部屋をリフォームする。
  職人さんに気をつかったり、隣人から苦情がきたらどうしようと精神的疲労あった。
  たたみからフローリングにかわる。
  リフォーム後下肢の冷えを強く感じるようになる。

平成18年12月・・・頭、顔面部のピリピリ感が悪化してくる。皮膚科を受診する。

平成19年3月(65歳)・・・腰痛が治らないので、レントゲンとMRIを撮った。
  異常はなかったので、安心したためか、腰は気にならなくなった。

  不正出血がおこる(一回だけ、糸をひくような感じの出血)産婦人科を受診。
  検査結果で異常がでたので、産婦人科からAがんセンターに紹介される。
  頭、顔面部のピリピリ感がより悪化してくる。







平成19年4月・・・Aがんセンターに行く。内視鏡が入らずに検査ができなかった。
  そのため、CT、MRIをおこなうことになった。
  検査終了後に足腰が立たない位フラフラになってしまう。顔がものすごく真っ青になった。
  今後手術や放射線療法を行う可能性もあることを告げられる。
  自分の中で、重い病気(子宮体がんなど)かもしれないと想像して不安になった。

平成19年5月・・・検査(CT、MRI)などで数回通う

平成19年5月下旬・・・急に発熱、気持ち悪くなる
  微熱が続く。足の力がよけいに入らなくなった。下腿から大腿部にまで広がる。
  下肢のフラフラ感強くなる。

平成19年6月・・・県立がんセンターに検査に行く

平成19年7月・・・県立がんセンターに検査に行く
  体のべたつく感じが出始める

平成19年8月上旬・・・県立がんセンターにて異常なしとの診断
  足の力がはいらない、フラフラするので、かかりつけの内科から神経内科クリニックを
  紹介されていた。
  県立がんセンターの方が一区切りついたので、神経内科クリニックを受診することにする。
  しかし、神経内科クリニックを受診したが初診時で、F病院の神経内科を紹介される。







平成19年8月下旬・・・F病院の神経内科受診、MRIの検査おこなう

平成19年9月8日(台風上陸日)・・・夕方突然胃のあたりからの突き上げが強くなり呼吸するのが苦しくなる。
  救急車を呼ぼうと思うほどだったが、かかりつけの内科に行き、話しをきいて
  もらっているうちに落ち着いてくる。

平成19年9月12日・・・F病院にて筋電図の検査。
  感覚が鈍くなっているが、筋力は異常なしとのこと。
  訴えが多いので、同病院の皮膚科、心臓血管外科の受診するように言われる。
  次回予約の11月13日に、診断名や治療方針などが説明されるらしい。

平成19年9月15日(土曜日)・・・夕方突然胃のあたりからの突き上げが強くなり呼吸するのが苦しくなる。
  救急車を呼ぼうと思うほどだったが、近所の手前もあるし、自分でどうにか
  しなければという気持ちが強くあり、自宅から一番近い耳鼻咽喉科クリニックに行き、
  吸入器にかかっているうちに落ち着いてくる。

平成19年9月下旬・・・信頼できる知人が定期的に訪問したり、電話を入れたりするようになった。

平成19年10月・・・頭顔面部のピリピリ感は変わらずに痛む。
  土曜日の夕方に呼吸するのが苦しくなることはまだあるが、前よりは症状は軽い。
  胃のあたりからの突き上げが強くで呼吸するのが苦しくなるので、胃の検査をした。
  検査の結果異常がなかったので、とても安心した。
  この日は、下肢の力の入らない感じ、フラフラ感は感じず、しっかりと歩けた。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











一元流
しゃんてぃ治療院