切診など


股関節・臀部の痛みの弁証論治
時系列の問診




27歳…流産

29歳…第一子出産
 母乳と粉ミルクの混合で育てる  

35歳…第二子出産
 母乳が出過ぎる程出た。乳腺炎になる

40代後半…経量が異常に増えたので婦人科で診察を受けたところ子宮筋腫と診断される
 「もうすぐ閉経なので、筋腫も小さくなる」と言われ経過観察となる。

52歳…大腸ポリープが見つかる 小さい為取る事ができないといわれた
 以後4年間、年に1回定期検査受ける 

53歳…閉経







58歳…転倒して臀部強打(会陽付近)
 臀部痛のみ発症 1年間週2回鍼灸院で施灸(生姜灸)してもらう

 4ヶ月後:仕事(会計事務所 事務)を辞める。

  高血圧の薬服用開始(カルブロック錠16mg ミカルディス錠40mg)

  C型肝炎発覚→2週間インターフェロン治療後、ウイルス陰性になる

  左目緑内障→視界が暗くなる。現在も点眼薬にて治療 眼圧は正常値を保っている

59歳…臀部痛は旅行に行けるほどでは無いが回復傾向。停滞状態なので接骨院に変更
 電気治療、マッサージを受け始める  

60歳…同居していた子供が就職で地方へ。一人暮らし開始
 入院した叔母の世話を引き受ける。常に気にかかる。
 食欲減退し始める(体重47kg)

61歳…痩せているピーク(体重38kg)
 便秘がちになる(1行/日→1行/3日) 
 お腹にガスが溜まっている感じがあり、よくガスが出る
 臀部痛はほぼ完治してきた
 叔母の世話が終わり、食欲が回復し始める  







62歳…本の入った段ボールが後ろから落ちてきて下敷きになる
 腰、膝(委中)、足首(アキレス腱辺り)強打

 6日後:こむらがえり(起床時)、足先のしびれがおこり始める 
 芍薬甘草湯(陰血を補って筋肉の強直、痙攣を抑える)を服用すると起らない感じがする

 1ヶ月半後:ハリ治療開始(体重40kg) 
  初診時の主訴は「歩行開始時の腰下部、臀部外側(環チョウ付近)の痛み」
  骨盤前傾が強く臀部全体が凝り固まっている状態だったので、
  筋緊張をゆるめる事を主眼に治療行う 

 3ヶ月後:骨盤前傾、臀部全体のコリはゆるんでくる。
  足先のしびれ、こむらがえりは改善傾向。
  環跳付近のツッパリ感、歩行開始時の痛みは不変
  腰下部痛は消失→現在の主訴(臀部と股関節の痛み)に変わってくる 
  両大腿内側痛(陰谷の上部辺りと陰包穴辺り) 
  右肩関節周囲炎(肩貞、ジュユ、肩グウ辺りの痛み)発症

 6ヶ月半後:5,6年振りに大腸の検査をする 
  便潜血反応陽性
  1ヶ月後に内視鏡検査

 7ヶ月半後:内視鏡検査結果 異常なし
  下剤3時間かけて3L飲んでようやく便意を催す(普通の方は2L飲まないでも出るそうです)
  内視鏡検査後疲労感無いが、股関節が固まった感じで足はあがりにくくなった。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











一元流
しゃんてぃ治療院