激しい頭痛の弁証論治


激しい頭痛の弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



腎をたて気虚を救う。もし、風邪の内陥があるようであれば、同時に風邪の処置 も行う

肝鬱を払うと腎気を落としてしまうが、強い肝鬱がある場合はこれを払うことを 優先する。腎がゆるやかに落ちていく年齢でもあるので、腎をたてることは大変 であるが、時に脾気をたてることによっても気虚を救う助けとする。

気虚がある程度落ち着いてきたら、左お尻の経絡経筋病に関しても処置をしてい くといいと思われる。




生活提言



身体が強い方ではないのに、いつも頑張っていらっしゃいますね。この頑張りが めいっぱいになってしまうと、ご自身の体調を崩す方向に向かってしまうようで す。

今回の頭痛は、生命力が落ちてしまったことが引き金となり、そこにいつものめ いっぱいの頑張りが加わったものです。まず、生命力を高めることが必要です。 夜はもともと寝にくいようですが、なるべく時間をとって睡眠を確保しましょう。

パソコンのゲームもつい長くやってしまいますが、目が痛くなる前にやめるよう 時間を決めましょう。

食事は美味しくてつい食べてしまうようですが、お腹が痛くなるまで食べてしま うのは食べすぎです。なるべく腹八分目を心がけてください。

また、風邪を引いてしまうと一気に生命力が落ちます。もともと風邪を引きやす いようなので、気をつけていらっしゃるとは思いますが、引き続き注意してくだ さい。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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