頭痛、生理痛の弁証論治


頭痛、生理痛の弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



腎気を補いながらも、疏肝理気することを主軸として治療する。




生活提言



頭痛を始め、愁訴の多くが生理前から生理初期にかけて悪化していることから、生理を起こそうと身体が頑張るために気の巡りが悪くなっていろいろな体調不良を引き起こしていると考えられます。事務仕事に転職してから目眩などの不調を感じるようになっているのも、座り仕事をするようになって体を動かすことが減ったために気の巡りが悪くなったためだと思われます。

まずは少し体を動かす機会を持たれるのが一番いいかと思います。以前のようにまたテニスに行かれるのもいいですし、身近なところでは散歩をするのもいいと思います。同じ姿勢でずっと座っている仕事なので、休憩時間に少しストレッチをするというのもいいでしょう。体を毎日少しずつでも動かすことで日頃から気のめぐりを良くしておくと生理前の不調や生理痛が違ってくると思います。

この気の巡りを悪くするほかの可能性として、ストレスや疲れ、水分の取りすぎなども考えられます。治療が始まってから過剰な水分摂取はきをつけていらっしゃるとのことなのでこのまま続けてください。ストレスはうまく発散しながら、適度に遊び、適度に休息(睡眠)も取るようにして、心身を健やかに保てるといいですね。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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