時系列の問診


顔面神経麻痺の弁証論治
問診




・基本情報:年齢:62歳 性別:女性 身長150cm  体重50㎏ 職業:専業主婦

・主訴:左顔面の麻痺

・随伴症状:右肩上部の凝り、眠りが浅い

・他に治したい症状:多汗、左大腿前面のひきつり

・自覚している主訴の原因:発症前の転倒

・増悪因子:睡眠後

・緩解因子:顔面のマッサージ(血流が改善するとマシな気がする)

・既往歴:無し

・服用薬:ビタミンB12・胃薬(発症後1カ月ほどはステロイドも服用)

・季節的な変化:夏は苦手、クーラーがきつすぎると月経痛が悪化していた

・食事:時間は不規則(朝が早くなったり、夜が遅くなったり)量のバランスは朝が最も多く、昼は普通、夜は少なめ)、適度に噛む、食事時間は20分ほど

・間食:夜ごはんが遅い時に甘いものをたまに食べる

・好きなもの:果物、ビール、米

・嫌いなもの:特になし

・便痛:量はこぶし大、質も問題ない、1日1回

・尿:5回位(夜間1回)

・睡眠:不規則(11時に寝て、朝は4時に起きることが週に3.4回、その他は6時)

・婦人科:14歳初経、52歳で閉経、月経痛はクーラーで身体が冷えるときつかった。
  更年期は疲れが取れず、多汗、無気力感などがあった。
  出産は26歳で長男出産、27歳で長女出産し産後も調子は良かった。

・発症までの経過
今年の7月から仕事や家事も多忙で、考え事があった。

8月の下旬に孫の面倒をみているときに転倒し左顔面を打撲した。(出血もあった)

その後、傷は癒えたが麻痺が出だした。
病院で顔面神経麻痺と診断され、ステロイド治療を受けるが、あまり効果がなく食事もこぼれる状態が続いた。
最終的には、外傷が直接の原因ではなく、ヘルペスウイルスによるものと診断。 投薬で改善がみられないので、九月中旬から顔のマッサージ受けに行ったところ、少しずつ改善が見られた。
口唇は右に引きつれているが、食べ物はこぼれず、瞼も腫れた感じはあるが閉眼できるようになった。
10月に入り平行線をたどったので、10月中旬に当院を訪れた。







主訴:問診

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五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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