治療指針:生活提言


体外受精後自然妊娠した弁証論治
病因病理:弁証論治




病因病理



26歳から妊娠を希望され、人工授精、体外受精を繰り返し、妊娠の陽性反応はでるが、妊娠が継続できない。また、採卵などの状況から不妊の状態は悪化傾向にあるとご本人がお考えになっている状態です。

生理は12歳で訪れ、現時点で二便、睡眠、食欲などには大きな問題がない。







しかしながら、小さいころから身体が弱く、夏の終わりに寝込んでしまうような状態であった。

肉体疲労時、気を使ったあと、睡眠不足の時、旅行のあと調子が悪く、睡眠に問題がないのに疲れがよく残るなど、全身の気虚が著明である。

この全身のパワー不足である気虚の状態は何が中心であるのかと考えていくと、 冷えの状態がクーラーにあたると骨から冷える感じがすること、 仕事を始めてから継続的に腰痛があること、生理前の身体の重さ、ほてり、胃の重さ、吐き気、むくみなど生理前の当たり前の気の上衝を腎気が支え切れていないことなどから、腎気の不足、とくに腎の陽気の不足にあるのではないかと考えられる。

胚、胎児を支えるのは、子宮である。子宮は腎気によって支えられ、任衝脉によって養われる。その主導となる腎気が陽気を中心として不足しているので、子宮の養いが足りず、流産を繰り返すということになっていると考えられる。




弁証論治



弁証:腎の陽気不足を中心とした気虚

論治:温補腎陽 益気







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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