毎年のぎっくり腰の弁証論治


毎年のぎっくり腰の弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



まず補腎し、上衝した気を納めるようにしたい。風邪があるのであれば、同時に 風邪の治療も行う。脾気の疲労が激しいときは、脾気をたてることによっても補 腎していく。




生活提言



仕事が夜遅くまであり難しいとは思いますが、なるべく疲労がたまらないよう意 識してみましょう。

睡眠時間はできるだけ確保しましょう。

机に座る姿勢ですが、斜めに座っているとよけにな場所に力が入ってしまいます。 長時間、座りっぱなしもよくありません。仕事に夢中になると根を詰めがちです が、時間を決めて立ち上がって腰を伸ばしたり、肩を回したりして身体を動かし ましょう。

また、胃腸の疲れも腰を痛める原因になります。暴飲暴食はもちろん、これから 夏に向かい暑くなるので、冷たい水分をたくさん飲みたくなりますが、これもお 腹を冷やし胃腸の負担となります。

暑がりとのことでしたが、がんばって仕事をしているので、頭が熱くなり足や腰 が冷えている状態となっています。暑いなと思って、冷たい物を取りすぎますと お腹が冷えますので、ますます上が暑く下が冷えていきます。

普段取る水分は常温のものを少しずつにしましょう。

41歳ごろから風邪を引かなくなった、とのことですが、気がついていないだけ で身体には風邪の反応があります。これは風邪を引いても気がつかなくなってし まったか、あるいは、風邪が常に身体に居座っていて、身体がその状態になれて しまったということが考えられます。

風邪を引いている状態は、意識されていなくても身体にとって負担となりますの で、風邪の治療も行なっていきましょう。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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