食道アカラシアの弁証論治


食道アカラシアの弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



悪循環の要因の一つは水穀を取り入れ辛いことにあるため、胃気を補い、 少しでも食物が通りやすくする。また並行して、腎気を補い、脾胃のバ ックアップができるようにする。

最初の原因となった気滞や内湿を利することは、タイミングが少し遅れ たため、あまり効果がでにくいように思われる。ただ今後治療していく 中で、気滞によって嚥下困難が悪化していくようであれば、必要最小限 払っていくようにする。




生活提言



弁証
東洋医学的な観点では、嚥下困難の要因は、長年、冷たいものを取られ たり、不規則な食生活が根本にあるように考えられます。

また、ストレスを感じやすいタイプのようで、それによって気の巡りが 悪くなり、食道付近での症状につながっているようです。

ご自身も感じられているとは思いますが、長い年月をかけて少しずつ悪 化していることからも、働きが少し落ちているというレベルではなく、 根が深いものと思われます。

ですが治療を続ける中で、冷えて硬いお腹が温まりだせば、少しずつ良 い変化は出てくると思います。

焦らずにゆったり構えてくださいね。

生活面でも次の3点に気をつけてください。

・量は少なくてもよいので、しっかり噛んで規則正しい時間に食べまし ょう。

・しばらくは、冷たいもの、甘いものを控えるようにしてください。ど うしても食べたい時は、週に1回程度にしましょう。

・1日に1回、疲れない程度に、身体を動かしましょう。







主訴:問診

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切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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