すぐに具合が悪くなる弁証論治


すぐに具合が悪くなる弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



腎気を養う。まずは奔豚が起きなくなることを目標とする。

肝気鬱滞の症状が強く出て支障となるようであれば、適宜払う。




弁証論治



○○さんは、何かを成し遂げようとする意志や集中力の強い方のようです。

ただ、生命力の土台となる部分が弱っている今、それが負担になりがちです。

そして、お身体も敏感なため、周りの環境から影響を受けやすいようです。

そのため、新しい環境での生活や、新しいことに取り組む際は、○○さんの お身体にはとても大きな負荷がかかるのだと思います。

環境が変わったときや、新しいことに取り組む際は、長時間集中して一気に 取り組むのではなく、時間を区切って休憩をいれたり、肩の力を抜くよう 意識するとよいと思います。

奔豚が起こりがちな時期は、少しがんばりすぎているのかもしれません。

そんなときは、好きなことや楽しいことをしながらリラックスする時間を 増やすのもよいでしょう。







生命力の土台を回復させるためには、日々の生活がとても大切です。

夜の10~11時には寝るように心がけましょう。

食事はよく噛み、食べ過ぎに気をつけてください。食後にお腹が張るときは、 胃腸の負担となっているので、食べる量を少なめにするとよいと思います。

運動も、体力をつけるにはよいのですが、今の○○さんには激しい運動より、 散歩やスクワットのような、負荷の小さい、下半身を鍛えるものがお勧めです。

翌日に疲れが残るようであれば、今のお身体には負担と捉えて、運動量を 調節していきましょう。この運動も、たまに長時間まとめてやるというより、 短い時間でも毎日続ける方が望ましいです。

体調が優れないときは、無理をしてやり遂げようとせず、休んでくださいね。

生命力の土台が回復してくると、奔豚症状も消えていくはずです。

まずはそれを目標に、養生をしていきましょう。







主訴:問診

追加の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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