症状固定時の状態


交通事故後遺症の治療
来院までの経過




この女性は、もともと明るいスポーツマンで、体力気力ともに充実しているときに事故に遭いました。







事故に遭ったのは、29歳のときでした。給油作業をしている時に、バックしてきた自動車と給油機との間に挟まれ、右骨盤を中心に押しつぶされたものです。骨盤骨折は幸いしていませんでした。

本人は当時は月経中でしたが、経血か出血なのかわからないような黒い血を大量に排泄したということです。

事故後二ヶ月間は痛み止めを服用し温冷浴を指示されています。

二ヶ月以降は、病院で紹介された整形外科で毎日リハビリをしています。

リハビリといっても局所に触れることはできないため、触れることができる手と上半身を中心に軽いマッサージをし、調子のいいときは歩行の練習と文字を書く練習をしています。







翌年1月(7ヶ月後)事故からこれまで、痛みのためほとんど眠れない状態が続いていたので、安定剤を服用するようになります。これで睡眠状態は少し改善されています。

翌年2月(8ヶ月後)痛みが取れないため、局所にステロイド注射をし、腰に神経ブロックをしています。局所のステロイド注射では電撃様痙攣疼痛が減少していますが、腰の神経ブロックではまったく変化がありませんでした。

翌年5月(11ヶ月後)やっぱり痛みに変化がないので、神経内科を受療しています。そこでは、「神経は生きている。杖は一生とれないかもしれないし、突然いらなくなるかもしれない。しかしここまで痛みが強いと一生ビッコになる可能性が高い」と言われています。







生命の弁証論治:概要

事故前後の状況および経過

症状固定時の状態

来院時の状態

受傷前後の全身状況の比較

悪化緩解要因

痛みの生理と病理

弁証:治療指針および処置

直後効果

生活提言:治療経過

結語











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しゃんてぃ治療院