受傷前後の全身状況の比較


交通事故後遺症の治療
来院時の状態




受傷18ヶ月後、来院時には、一見して脳梗塞後遺症による右半身不随の状態でした。

瞳孔が直視しチックが少しありました。

杖にすがり、右かかとは地面に着くことができず尖足位で、ぶんまわし歩行をしています。

また右腕も体側から離すことができず、拳を内側に握り込んだ状態でした。







局所である大腿部ははときどき電撃様に痙攣していました。

けれども皮膚表面には傷跡はありません。

内部の筋層に17㎝ほどの亀裂があり、そこに血腫がたまっているということでした。

大腿つけ根から中部に至る陽明経・少陽経の左右差は1.5倍ほどありました。







体位の転換が困難なため詳細な体表観察はできていませんが、

仙骨部分の腫れと冷えが目立っていました。

また、右漏谷から三陰交にかけて腫れていて、非常に強い圧痛がありました。

さらに、右腎兪には強い圧痛があり、

左脾兪には亀裂陥凹がありました。

上仙から中枢にかけての督脉上は、軽く触れるだけで痛みを訴えるという状態でした。







生命の弁証論治:概要

事故前後の状況および経過

症状固定時の状態

来院時の状態

受傷前後の全身状況の比較

悪化緩解要因

痛みの生理と病理

弁証:治療指針および処置

直後効果

生活提言:治療経過

結語











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