悪化緩解要因


交通事故後遺症の治療
受傷前後の全身状況の比較




左の青いマーカーが事故前の状態、右の黄色いマーカーが事故後の状態です。







◇排便 事故前は日に2~3回 快便 したたが

■事故後は 軟便あるいは下痢状になり日に一行。細くて量が少なくきつく臭う。

→これは脾気の損傷が起こっていることを示しています。







◇排尿 事故前は問題ありませんでしたが

■事故後は 夜間排尿が2~3時間おきに2、3回ある。排尿は頻回で、ときどき尿切れが悪くなる。

→これは腎気の損傷が起こっていることを示しています。







◇睡眠 事故前は問題ありませんでしたが

■事故後は 痛みのためほとんど寝ることができない

7ヶ月経過 将来不安 精神不安 不眠 →安定剤を処方される→睡眠少し改善

→これは腎虚の増悪および肝鬱の増強されていることを示しています。







◇生殖器 事故前は月経不順がときどきある程度でしたが

■事故後は 月経が遅れるようになり、頻度が三分の二程度に減少し、生理痛で動けないほどになりました。

胸の痛み・腰の痛み・下腹の痛みがあり、
吐き気と発熱があり、
疲労感をともない寝込むような状態となっています。

また、経血も、塊が大量に下るようになり、
経血の色も暗赤色で、
いかにも瘀血が下っているような感じになっています。)

→これは奇恒の腑の直接的な損傷であり気虚肝鬱瘀血の状態にあることを示しています。







◇また、事故前後の生活状況の変化としては、事故前は走るのが好きでサッカーなどのスポーツをよくしていたわけですが

■事故後は動けず、手が震えて字を書きにくくなり、事故後の処理など、精神的なストレスを受けていました。

→これは肝欝の増悪していることを示しています。







生命の弁証論治:概要

事故前後の状況および経過

症状固定時の状態

来院時の状態

受傷前後の全身状況の比較

悪化緩解要因

痛みの生理と病理

弁証:治療指針および処置

直後効果

生活提言:治療経過

結語











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