体表観察


抜歯後のパニック発作、弁証論治
時系列の問診



30歳 3ヶ月休職

30歳の時に仕事の激務がきっかけで、自律神経の乱れ2ヶ月体調が非常に悪かった。

婦人科ではホルモンのバランスが崩れたのだろうと言われた。卵巣のう腫と言われた。

汗がかけなくなってしまった

37歳 半年前

精神的にとても厳しい職場になった
ストレスで大腸から出血があった
仕事が忙しくなり、仕事中にぞわっとした。
そのあと呼吸が出来なくて病院にいった。ストレスと言われた。

このあと、数回、同じようにぞわっとして呼吸が苦しくなることがあった。

1ヶ月前 

 土曜日の夕方、趣味のお稽古がおわったあとに食事。そのあと再度ぞわっとする感じがあった。呼吸が苦しい状況にまではならなかった。







ビッグママ治療室 初診

 週に1回程度で受診

1ヶ月後、(顔の痛み1回目)ー水曜日

 5日ほど前に右下5番の神経を抜いた。
 麻酔は局所麻酔。それがきっかけ​で薬を飲んでいるものの眠れないほどの痛みとなる。
 ドクターが手​前の右下4番も虫歯があるからその影響かも知れないと言うことで​、その右下4番 も3日前に抜髓。するとより広範囲の痛みとなって​しまい、歯医者のドクターもよくわからないと。

痛みは、右の顔半分、ほほ、おでこなど目の周り、ほお骨にかけて​、下あごにかけて。線の様に痛みが繋がっている感じ。頭も同じと​ころ(指さすのは胆経ライン)が痛い。歯を抜いた歯茎も痛い(大​迎付近)

痛みはずきずきする痛み。
痛みが出てから食べるのがいやになって​いる。
便秘気味。
歯茎は一番最初に歯を抜いたときから痛い。

顔のゆがみなどなし。
顔にふれると大迎付近と耳の前辺りが少し​頼りない感じ。

処置:
1)左の脾兪、左の胃兪、両腎兪に置鍼。
  風池付近の髪の毛の生えているとこ​ろを500円玉ぐらいの範囲で散鍼。少し出血。

2)1)の施術後、頭の痛み、顔の広範囲の痛みがかなり軽減。
 痛みのある下顎にそって鍼。4本。
 同側右の合谷の硬結に置鍼。反対側の陰陵​泉、陽陵泉に灸頭鍼、左臨泣に鍼。置鍼。

顔の痛み2回目
 顔の痛み1回目の治療当日ぐっすりと眠れた
 翌日37.8土ぐらいの熱が出てぐったりして寝ていた、さほど痛みはなかった
 今日は会社に行かなくっちゃと思い出社。
 出社後、頭と首が非常に​痛いので、午前で休むことにした。

顔の痛みは前回治療後に消失
頭痛は、歯を抜いてからの右患側が痛いとは違い、
6月に​一度体験したモノと同じ。右側だけではなく左右とも痛い​。
髪際あたりがぐっと固まってい下に流れていかない感じ。腫​れている、むくんでいる感じ。押さえても変わらず。歯茎​はok、歯もok、あごのラインに少し違和感はある。

前回治療ポイントにした右の合谷の硬結は消えている。右​の曲池も動きがよい。
舌は淡紅から淡泊でok。側頭部熱​感、腹部全体が表面が固く突っ張っている。肝の相火少し​あり。少腹急結なし。

1)左脾兪、胃兪、三焦兪に置鍼、ミニ灸。強間、
 上天柱あたりに鍼(出血アリ)上天柱施灸5 右の天柱​に置鍼。
2)右後谿、左公孫、左臨泣 右足三里、左陽陵泉。右正營​に鍼して施灸5。
この治療で、頭のつかえがなくなり、頭痛が消失。

顔の痛み治療3回目
 顔の痛み治療から七日後
 顔の痛み、歯の痛みは前回治療後からぴたっとなくなった。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











一元流
しゃんてぃ治療院
ビッグママ治療室