変法六法





補肝:制首烏・菟絲子・枸杞子・杏仁・萸肉・芝麻・沙苑しつ藜を 用いる。

鎮肝:石決明・牡蛎・龍骨・龍歯・金箔・代赭石・磁石を用いる。

斂肝:烏梅・白芍・木瓜を用いる。

平肝:金鈴子・しつ藜・釣藤鈎・橘葉を用いる。

散肝:いわゆる「木郁これを達する」という方法であり、逍遥散が これにあたる。『肝は散を欲する。急いで辛味のものを食べてこれを 散じよ』これが散肝である。

捜肝:今まであげた以外に捜風という方法がある。人が病気になる 時には、先に内風があって後に外風を受ける場合と、外風によって内 風が引き起こされる場合とがある。そのため肝風の項目の中にあげら れるものには非常に複雑に外風と内風を兼ねている場合がある。その ようなものには以下にあげる捜風の薬を用いるとよい。天麻・きょう 活・独活・薄荷・蔓荊子・防風・荊芥・僵蚕・蝉退・白附子。









一元流
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