風邪を考える


風邪を考える


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風邪というのはあまりにもありふれた症状です。西洋医学的には上気道の急性炎症ですが、東洋医学的には外感(気候などの環境要因が外邪となり、身体に悪影響を及ぼすこと)となります。鼻水やのどの痛みなどの症状はまだ表れていなくても、外邪の侵襲があれば東洋医学的には風邪です。外邪には風・寒・暑・湿・燥・火の六種類がありますが、風邪は風寒の外邪が侵襲したものです。風邪は、軽い症状のものから、それをきっかけに重い病気を発症したりなど、侮れない場合もあります。

しかし、この風邪を野口整体は健康法ととらえています。野口整体の考え方は、独特なものでしょうか?一元(一元については付記の一元流を参照)の気の観点から解釈できないかと考察してみました。







【目次】

はじめに

風邪とは何か

風邪の侵襲度合い

風邪の内陥

風邪の内陥の例

野口整体の風邪の考え方

    偏り疲労と風邪

    風邪は通過するもの

    敏感な人、鈍感な人

    体を正し生活を改め経過を待つべき

おわりに

付記

    一元流

    野口整体

参考文献








一元流鍼灸術