『胆は中正〔注:《五行大義》には、『中精』とあり、胆が清浄の腑であり、清汁がここに蔵されていることを考えれば、これを採るべきか《黄帝内経素問校注語釈》〕の官です。決断を出します。』《素問・霊蘭秘典論》
『胆は、肝の短葉の間にあり、重さ三両三銖、精汁三合を盛ります。』《難経四二難》
生理機能
胆汁の貯蔵と肺泄
決瀆を主る
胆は肝の余
胆は六腑でもあり、奇恒の腑でもある。
胆の胆汁排泄作用は肝の疏泄作用でコントロールされている
肝は謀慮を主る、胆は決断を主る
胆は奇恒の腑に属する。
胆は変化を助けているが通り道ではない
他の五腑は何も臓さないが、胆は胆汁を蔵している
|
|