SONYのCYBER-SHOT:DSC-S30を今まで使っていたのですが、デジカメの完成度が私のようなものにとってはこれで充分であると判断しまして、もそっと高級機に買い替えまして、この四月より写真を撮り始めています。機種は同じSONYのCYBER-SHOTの、DSC-F505Vというものです。光学五倍のズームというのが希望でした。
カメラを良くするときれいな写真が簡単に撮れるのかとも思っていたのですが、実はそういうわけではなくて、ぱしゃぱしゃと撮っているだけできれいに撮れるのは以前のものの方が簡単だったなぁ、などと感慨に耽っております。
カメラが、敏感になっている感じで、それなりの扱いをするとすごくきれいに撮れるのですが、ぞんざいにシャッターを切っていると満足できる絵にならないんですね。おもしろいものであります。
けれども、デジカメというものが写真を撮る器械として私のレベルでは完全に認知され、日々の感動、私の眼差しが把え得た光と影のドラマを記録することができて、とてもうれしく思っています。
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