戦友連の有本さんのご配慮で、新装なった遊就館の記念すべき開館式に参加することが出来ました。ありがたいことであります。
来賓の方々の短い挨拶のあと、テープカットが行なわれました。一番右に小野田さんがおられて、びっくりしました。
遊就館は、靖國神社の境内にあります。左翼の方々は、戦争博物館と揶揄しております。
明治維新以来、日本民族がいかに戦ってきたのか、その苦難の歴史がいかんなく描写されている場所です。その極めて勇敢な、敢闘精神を発揮した方々の中で、戦の過程で亡くなられた方々が英霊として祀られている場所が靖國神社であり、その苦闘の歴史を詳らかに描いている場所が遊就館です。そして、生き残りの戦友(という呼び方で自らを謙虚に称しておられるの)が戦友連の方々です。
平和とは何か、理想とは何か、世界の中に日本人はいかに立ち行くべきかということを見失った左翼の方々には、その光芒を感じる能力もなくしてしまっていることでしょう。
命がけで、国家としての夢を描ききろうとした我が父祖を、その歴史を私は誇りに思います。
その夢はまさに大東亜戦争の後の占領政策による洗脳と、東京裁判で泥にまみれています。しかし、日本民族としての戦いは、まだまだ終わってはおりません。現在を、米軍による軍事占領下の戦いの時機であると考えるならば、私のなすべきことは自と明らかとなります。
まずは、我が内なる思想戦を戦い抜くこと。そして、国家の意志を再び自己のものとして、今を生きるということが求められています。
そのような戦線の最前線であり中核をなす場所として、遊就館は見事にその役割を果たすこととなりましょう。
そして、尚武の精神の拠り所としての靖國神社も。
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