弁証論治をまとめるにあたって



一元流鍼灸術の弁証論治を作成し始めてすでに十年以上が経過しました。
その間、さまざまな変遷がありました。

もっとも大きな変化は、伴 尚志の治療院が東京に移転となり、
それに伴って一元流鍼灸術としてのゼミが東京で開催されるようになったことでしょう。
このことによって、一元流鍼灸術の懐が非常に広がることとなりました。

長い年月を経て、弁証論治の記述方法が変化し、問診票が整備しなおされました。

その結果、2004年には『一元流鍼灸術の門』が上梓され、2007年にはその増補改訂版が刊行されるに致りました。

これからもこの弁証論治は営々として改革され増補されていくこととなります。
これからもご支援を賜ればうれしく存じます。

知一庵症例集