骨盤内の冷えの弁証論治


骨盤内の冷えの弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



まず脾気を立てることに重点を置く。
それと同時に場としての下焦の弱りを温めて補うようする。
肝鬱に関しては、今はそれほどきついとは見受けないので、様子を見ることとする。




生活提言



結婚直後に専業主婦となり、色々と体調を崩された時期と比べると今は骨盤内の冷え感だけで、全体的には調子は良いようですね。しかし、お体を拝見すると胃腸の調子があまり良くないように見受けます。そしてこの胃腸の弱りによって体の余分な水捌けが悪くなって、骨盤内に水風船があるような冷えを感じると思われます。

胃腸の調子を落とさないようにするには、間食と食べ過ぎに注意が必要です。食べ過ぎに関してはそんなに食べ過ぎることはないとのことで、このまま腹八分を続けていかれるといいと思います。間食に関しても、甘いものが好きだけどあまり食べないようにしているというのはいい心掛けだと思います。そうすると、何がこんなにも胃腸に負担を掛けているのかと生活を振り返ってみると、職場での飴、ガム、お茶の摂取がかなり胃腸を痛めることになっているのではないかと思われます。小さな負担でも毎日続くと積み重なって、大きなダメージになります。仕事中、口寂しいとのことですが、仕事時間中の過ごし方を胃腸に負担を掛けないように工夫した方がいいでしょう。

睡眠に関しては、眠れているほうだとのことなので、毎晩しっかり寝て、翌日に疲れを残さないように気をつけましょう。もともとストレスを感じやすいところがあるので、そのために日によって夢見が悪いことがあるのだと思います。今は仕事がストレス発散というように、専業主婦の頃よりはストレスは少ないと思いますが、少し身体を動かすような方法でストレスを溜めないようにされると良いでしょう。その際には激しいスポーツなどではなく、散歩などゆったりとした発散がいいと思います。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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