時系列の問診


底冷え、首肩の凝り、不妊の弁証論治
問診



37才女性 身長162センチ 体重50キロ 血圧100以下50

主訴 冷え 首肩の凝り(予防) 妊娠したい

子供(小学生)の頃から常に冷えているので自覚症状はない。気がつくと.足の先、お尻、太ももが冷たいのが気になる。首肩の凝りが気になる。

・首肩の凝りは20代後半の激務で発症。右薬指のしびれ、背中から首が固まって動かない状態になった。頸椎湾症候群といわれ湿布や鍼で治療し30才の時に完治。いまでも無理したり、天気が悪くなると少し痛くなるがお灸をすると完治する。

夢や子供の頃からよくみる。30代になってから寝つきが悪くなり、ぐっすりと深く寝たいと思うが眠れない。







普段の状態について

春、夏はよい。クーラー気を使った後、睡眠不足、食後、食べ過ぎで悪化。
小学生の頃からよく風邪を引く。鼻水、喉痛い。
昼食後2時から4時頃異常な眠気、4時から5時になると震えはないが目がランラン。
食事は規則的、良く噛む、空腹感はある、食事は美味しい。油っぽいものやニンニクを食べると必ず胃もたれ。好きなのはチーズ、ドライフルーツなど、嫌いはホルモン、レバーなど。
もともとすごく寒がり、特に朝は寒くて動けない。やる気が出ない。
お風呂も寒くて裸になるのがイヤ。

間食は週に1回(クッキー、チーズ、ナッツなど)
飲み物は1000ccぐらい。
飲酒、たばこはしない。
便通は1日に2回。出きらないことはめったにない、太くバナナ状。
小便は1日8回ぐらい、残尿感、夜間尿などない。
就寝は24時から25時。起床は6時30から7時。
寝つきは悪い、眠りは浅い、寝起きは悪い。疲れが残ることは時々。







婦人科の状況

初経は13歳
20歳前後から生理不順。20代の半ばに突然治った。多膿疱卵巣症候群と言われた。
子宮内膜が薄く高温期も短いのでこのときに妊娠には治療が必要であろうと言われた。
生理は30日型、5日間。
生理の色は濃く、小さい塊が混じる、2日ぐらいで終わり、3-5日目はオリモノ程度。
生理痛は2日目に鈍痛程度
高温期に胸の張りがあるが生理がくるとおさまる。
排卵期にどちらか片方のお腹(足の付け根から数㎝上)がチクチクする。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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