腰椎椎間板ヘルニア弁証論治


腰椎椎間板ヘルニア弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



まず腎の陽気をたてることを第一に考えるが、風邪の反応がある場合は、風邪の 治療も同時に行う。

腎陽がたち下肢の冷えが改善され、腎気が充実して来れば、気逆もおさまりやす くなるので、さらに下焦が充実してくると思われる。必要であれば、脾胃も補い、 腎気の充実の助けにしたいが、脾胃は食生活でも養ってもらう。

風邪の反応がなくても、腎気が充実してくると、内陥している風邪があれば反応 が出るかもしれないので、この時は風邪の治療も行う。




生活提言



左足をかばった疲労に加えて、風邪を引いていたこと、下半身が冷えていたこと、 お酒を飲んで胃腸を疲れさせたことが重なって現在の状態を招いていると思いま す。

まず、足や腰やお腹が温かくなるようにしていきましょう。普段ズボンの下にス パッツをはくようにしたことはとてもいいことだと思います。また、家にいると きも足を布団の中に入れておいたりなど、冷えないよう努力されているようでだ んだん足も温まってきましたね。

ずっと禁酒されていますね。飲みたいとは思いますが、もう少し頑張ってくださ い。お腹の調子を整えることも痛みの改善に有効です。

できればアイスを食べる頻度を減らすといいのかなと思います。もしどうしても 食べたいときは、食べた後に温かいものを飲むといいでしょう。

風邪の症状は今出ていませんが、体が少し良くなってくると、奥に風邪が潜んで いる場合は、風邪の症状が出てくるかもしれません。この時はしっかり風邪の治 療を行いましょう。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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