臓腑





臓腑は女性生理に対する作用のもっとも基礎的なものです。ことに、精を 生ずるということ・気を化すということ・血を生ずるということから、女 性本人の成長を促し、いわゆる天癸至るという状態にさせることによって、 生理を始めさせ、膣を潤させ、妊娠できるようにし、分娩にいたらせ、授 乳できるようにし、産褥時の子宮の回復を促進させます。

つまり、臓腑の機能が正常に働くことが、女性生理に対してもっとも基礎 的な影響を与えるということになります。

ここでは、婦人科に特徴的な臓腑の把え方について述べます。









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