肝の生理






肝は疏泄を主る



肝は疏泄を主り、脾胃の運化機能を促進している。

気機の調節、気の昇降出入のよりどころ、血にも影響する。

横逆すると、脾胃の昇降機能を失調させる(木鬱剋土)

脾の昇清→肝気犯脾
胃の降濁→肝気犯胃

情志の調節→躁と鬱にわけられる。肝気が欝結、怒が悪影響

胆:肝の余気でできている
消化において肝の疏泄作用が大切

肝の疏泄機能は、昇を主る(若木がのびのびとしているさま)




蔵血を主る



蔵血:血液を貯蔵、血量の調節

血流量を調節:疏泄←→蔵血

出血:昇泄過多、蔵血機能の減退。

肝血不足→筋がやせ、月経量が減る
肝不蔵→月経量が多くなる




肝の五行従属



怒は肝の志暴怒傷肝
涙は肝の液
体は筋に合し、華は爪にある
筋を主る、肝血の滋養をうけている
目に開竅する











一元流