『
胸中に起こり、出て心包絡に属し、膈を下り、三焦を歴絡します。
その枝は、胸をめぐり脇に出、腋三寸を下り、上って腋にいたり、下って臑内をめぐり、太陰少陰の間を行き、肘の中に入り、臂を下り、両筋の間を行き、掌中に入り、中指をめぐり、その端に出ます。
その枝は、掌中で別れて、小指の次指をめぐり、その端に出ます。
』《霊枢・経脉》
『 手の心主の別は名づけて内関といいます。腕を去ること二寸、両筋の間に出、経をめぐって上り、心包絡に系ります。 』《霊枢・経脉》
『 手の心主の正は、別れて淵液を下ること三寸にいき、胸中に入り、別れて三焦に属し、出て喉嚨をめぐり、耳の後ろに出、少陽と完骨の下で合します。これを五合〔注：手の少陽との合〕とします。 』《霊枢・経別》
『
手の心主の筋は、中指に起こり、太陰の筋と併び行き、肘の内廉に結し、臂陰を上り、腋下に結し、下って前後に散じ、肋を挟みます。
その枝は、腋に入り、胸中に散じ、臂に結します。
』《霊枢・経筋》
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