病因病理・論治


頻尿の弁証論治(初診)






弁病



頻尿




五臓の弁別:肝



頻尿は我慢しようと思えばできる。

西洋医学的所見:どこも悪くない。排尿回数は多いが、一日の総尿量としては正常範囲内。

子供の頃から寝つきが悪かった。布団に入って横になってから、2時間3時間はあたりまえ。修学旅行で寝るのが一番遅かったという感じ。

顔面が浅黒く艶がない:一見して腎虚あるいは瘀血の顔色

眼神がきつい

肝の相火はない

右肝兪:堅く動き悪い

左>右太衝:脹れて陥凹




五臓の弁別:心



心下に堅さあり。

両厥陰兪:岩のように堅し

両心兪:岩のように堅し


左神門:堅し3

右神門:堅し2

右後谿:冷え


現在の神門の堅さは、頻尿夜間尿で昼夜が逆転しそうなものを止めるために寝不足状態を意図的に作っているためかもしれない。




五臓の弁別:脾



左3>右2脾募大きく分厚い。

左足三里:深し大きい

右>左太白:陥凹




五臓の弁別:肺



腠理が密

右肺兪:冷え気味




五臓の弁別:腎



主訴:頻尿

顔面が浅黒く艶がない:一見して腎虚あるいは瘀血の顔色

左>右太巨:冷え

右>左腎兪:骨のごとき堅さ

両太谿:陥凹




五臓の弁別:気虚



舌の胖嫩・歯痕きつし。

薄い小さい舌。











一元流
頻尿の弁証論治
しゃんてぃ治療院