分を知る





腹八分目といいますが、食事によって摂取できる量は人それぞれに異なります。

運動の量についても、弱っている人とスポーツを続けている人とでは受け止め健康状態を向上させることのできる量が異なります。

また、同じ人であっても、その全身状態や加齢の度合いによって大きく異なります。

精神においてもそうで、自分自身の領域を拡大しすぎると、整理がつかず、混乱してしまいます。

自分自身の器に従って生きるということが、しっかりと大地に足をつけて生きることにつながり、それを味わうことが充実した幸せにつながります。このことを分を知る、足るを知ると呼び、日本においては古来尊ばれてきました。また、自分自身の器を知るということは、その外により広大な世界があるということを認めることとなります。このことをソクラテスは無知の知と呼びました。

現代社会ではさまざまな情報が飛び交っています。それをどのように整理していくのか、それが大切なのですね。











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