治療指針:生活提言:治療経過


反復流産 冷え性、頭痛弁証論治
病因病理:弁証論治




病因病理



主訴は妊娠8wで2回続いた反復流産である。

昔から足先が冷え、神奈川にくる小学校6年生までしもやけが出来ている。

高校時代からは左頭部痛や肩こりがあり、肝鬱気味の素体がうかがわれる。

またもともと月経周期が長めであり、夜間尿が2回もあり、腎の陽気不足を 中心とした気虚気味の状態であった。







34才で結婚後、間食を毎日するようになったが、逆に体重は3キロ落ちている。

気虚気味であるため、間食は脾気に負担となり、体重の減少となったと思われる。

1回目の流産後出血が止まらないまま一ヶ月を過ぎ生理がきた。

その後、月経が7日で止まるようになった。流産によって下に通じることにより、全身の肝鬱がとれ、 下焦においては子宮を中心とする衝任脈のバランスがある程度とれたため出血がとまるようになり、 一回目の妊娠が一年近くかかったのに比べ、かなり早く6ヶ月後に2回目の妊娠が成立したと思われる。

しかしながら、2回目の妊娠も流産となり、一回目の流産ごと同様に、 流産後の出血が1ヶ月ほど続き生理が来ている。

妊娠ー流産によってその後の生理の状態、妊娠が成立しやすいなど、ある程度、下焦において 衝任脈のバランスは取れた状態になっているとは思われるが、やはり、もともとの 腎虚を中心とする気虚気味の素体が補われることがなかったため、二度目の妊娠の流産となり、 気虚気味であり腎気も不足していたため、流産後は一ヶ月あまりの出血が続いている。







また、いつごろかは明確ではないが風邪の内陥もあり 気の上逆は強く肺気への負担ともなり、これによって腎気はいっそう弱り、 妊娠の継続が難しくなっているのではないかと思われる。

弁証:
風邪の内陥
腎虚を中心とする気虚肝鬱

論治:省略







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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