まず第一に脾気をたて補気し全身の気虚を救う。
主訴が妊娠であるので、下焦に気を導き腎気を養う。
肝鬱は基本的にいじらない(もともとの生きる姿勢であり、現在肝気犯胃の状態にまではなっていないため)
不妊治療に置いて、できる限りのことをしたいという思い、よくわかります。
漢方、鍼灸、病院での治療など、いま精一杯のことをなさっているのだなと思います。
昔からある背中の凝りを中心とした肩こりや腰痛は身体の力不足が根底にあります。
身体の力が不足しているにもかかわらず、日々の仕事や、不妊治療を「頑張って」いるので、肩や背中を懲らせているわけです。また身体の力不足があるので、気血の巡りも悪くなって手足末端の冷えなどにつながっています。根底にあるのは「生命力不足」です。
この生命力不足を救うのに、○○さんにとって一番必要なのは、胃腸の力です。
背中の胃の裏が凝ること、お腹のおへそなどを中心に脉打つ感じがあること、そのほか 胃腸の力を示す経穴が非常に弱っている感じがします。20代の頃には、直接的にストレスなどが胃腸に加わり胃炎などの状態を引き起こしていたのでしょう。そういった ことがなくなっても、胃腸の力自体が健やかになったのではなかったために、凝りの部位が腰まで広がりむくみも伴うようになってきたのだと思われます。(脾胃の力不足より、 腎気の不足もまねくようになった)
妊娠したいというご希望であり、卵巣の機能自体はFSHの数字などをみてもさほど低下していらっしゃらない状態です。胃腸の力をつけ、全身の気虚を救い、気血を骨盤内の子宮卵巣に導き、妊娠を現実のものとできるように頑張って行きましょう。
週に1,2回の鍼灸治療、毎日の自宅でのお灸はしっかりとやっていきましょう。
また、規則正しい生活、睡眠、血や肉になる食べ物(タンパク質脂質など)も、よく噛んでしっかりと接種しましょう。
漢方薬もいろいろと先生が考えてくださっていることと思います。
細かいことはさておき、まず第一に生命力をつけ、全身の気虚を救う方向でご相談を されてはと思います
39才
結婚、不妊治療スタート
39歳妊娠を希望する
自分でタイミング6カ月。
病院でタイミング7回。
人工授精4回。
40歳
x月 kクリニックにて採卵(3つ) 新鮮胚移植(8分割)凍結胚1つ
フォリスチムとクロミッドにて誘発
着床するも化学流産
x+2月 融解胚移植 着床せず
x+4月 漢方周期療法飲み始める(10ヶ月ほどでやめる)
x+6月 D14 採卵 1つ成熟、8セルにて止まった。d3のf116
セロフェン10日スプレキュア
x+10月 D13採卵 1つ成熟2つ空砲d3のf108
桑実胚にてストップ
x+11月 d3のf81
ビッグママ治療室受診
採卵ー移植 妊娠にいたらず。
41才
x月 スプレキュアしてリセット(前周期デュファストン服用のため)
x+1月 採卵4つ1個空砲 1つ未熟 2つ成熟ー凍結出来ず。
x+2月 採卵を望むも周期スタートできず
x+8月 採卵周期、途中で数字の伸が悪く注射を追加、空砲二つのみ
x+10月 採卵周期、FSHが高くなってしまいセロフェンのみでスタート
採卵ー2個受精ー胚盤胞まで培養ー凍結出来ず
x+11月 転院
チョコレート膿腫が大きくなっていることを指摘される(4センチ)
卵巣の状態は悪いが、成熟卵が取れているので採卵しようということになる
42才
x月 E+Fが40で周期スタート 左に3個、右は内膜症とチョコで見えないと。
採卵、三つ取れる予定が結局1つしかとれなかった→凍結
x+2月 採卵 クロミッド+ガニレスト 凍結出来ず
x+4月 チョコレート嚢胞が5センチに(1ヶ月前は45センチ)卵が1つ
採卵周期スタート、1つだけ大きく育ってしまったので人工授精
x+8月 D3で卵胞が見えない(E40 F14)今日からクロミッド
D9で左5個(10-11ミリ)
6個採卵、2つ成熟、1個胚盤胞で凍結
x+9月 今までで一番よいFSHなので採卵周期へ
4つ空砲、残りの1つ異常受精(多核)
x+11月 採卵周期スタートー採卵できずに人工授精
43才
x月 採卵周期スタート 8cellG2凍結、もう一つは胚盤胞凍結出来ず
x+2月 HR周期にて2段階移植 判定日HCG38
妊娠
5週 茶色いおりものがある
15週 歯がうずく
20週 足がむくむ
21週 あいうべー体操をするようになって、口の渇きがなくなり口呼吸が治ってきた
31週 同じお灸を使っているのに、火傷ができやすくなってしまった。
34週 むくみがきつい(ここから同じ状態続く)
無事に3500グラムオーバーの元気なベビちゃんを出産
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