治療経過


慢性胃痛の弁証論治:病因病理






病因病理



問診表に経過がほとんど書かれていず、病因としてストレスが上げられているところから、いちおうそれが中心ではないかという角度から現在のお身体の検討に入っています。

そうすると、ストレスから来るような経穴反応はたいして出てはおらず、それよりも運動不足に起因するとみられる筋肉の薄さ、筋肉の精力のなさ、および脾腎の問題に関する経穴反応が強く出ています。

ことに初診時には、督脉上にも弱りの反応が強く出ていることから、これは腎気を損傷しているレベルがかなり高いのではないかと判断しました。

けれども、主訴の糖尿病がまだ疾病としては非常に軽い段階にあるということ、腹部の状態もそれほど腎気の虚損を示していないところから、脾虚を中心とした脾腎の虚と考えています。

生命力が回復するにつれて肝の反応が出てくる可能性がありますけれどもそれはそのつど処理して、基本的には脾気を起てていくということで治療を進めていくこととしました。




論治



【証】脾虚を中心とした脾腎の虚


【治療指針】

脾虚を中心として適宜腎気の虚損を補い、肝気の欝滞を払う。







一元流
慢性胃痛の弁証論治
しゃんてぃ治療院