子供の頃からしもやけがよく出来ており、20代からも肩こりが始まり、肝鬱が強めの素 体であったと思われる。
30代の結婚前後のころより、手足末端を中心に冷えを自覚することが多くなり、身体の だるさ、腰の痛みが出現している。このころから腎の陽気を中心に一段おとしてしまっ たと思われる。このため腰痛が出現、素体の肝鬱があったため手足末端が冷えが明瞭に なった。
もともとの強い肝鬱と、腎の陽気不足が継続していたため、脾気が温養されず、梅雨時 の体調悪化、便通の身体のだるさも出現。
強い肝鬱と腎気の弱りがあるため生理前の胸の張り、イライラ、疲れが出現。また 月経血に塊がまじっている。
弁証:腎虚肝鬱
論治:温養補腎 疏肝理気
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