イライラ・易疲労弁証論治:四診


イライラ・易疲労弁証論治
主訴  時系列問診






小5:視力が落ち、眼鏡をつくる(黒板の字が見え難いときだけ使用)。

中2:兄の東大合格を機に、イライラが始まる。

高校時代:疲れやすさがもっともひどい時期。人間と対するのが嫌でもあった。

  ソフトボール部に所属、練習は楽しかったがネガティブ志向で、あまり発散にはならなかった。

高2:円錐角膜と言われ、コンタクトに。

その後定期検診はつづけるが、今のコンタクトに出会うまで、目は常に違和 感。

大学時代:大学での学業・交友関係よりアルバイト(18歳~)での接客業が楽し い。

大学を辞めて、サービス業の専門学校に行くことも考えるが、推薦なの で辞められず。
3,4年の頃、肩が張ってマッサージをうけるが、全く張っていないと 言われる。

20歳前半:大学卒業後、就職。

この頃、漢方治療を試してみるが、すぐに辞める。







25歳:退職(仕事そのものより、職場の人間関係が嫌で)。

一言でいえば人生最大の危機、といった感じの時期でした。
基本的に他人との接触を拒んでいましたから仕事後の 付き合いも仕事自体もぜ~んぶ嫌になってた時です。
精神科(その頃は心療内科、鬱などまだまだ認知されてませんでしたね) に通院したこともありましたが明確な答えは得られず。「いったいこの俺のココロと 体はどーなってるの???」不安で体が震えたり気持ちが爆発したり してました。テレビ壊わっしゃうとか・・・

今考えると恐ろしいですが「良くなりた い、このどん底から這い上がりたい」という気持ちは強かったです。最初の仕事は1 年半でやめ、2つ目も塾講師の社員でしたが3ヶ月くらいで辞めちゃいました。その 後フリーターで約1年過ごしてましたが同時に受験勉強もしてました。

きっかけは精 神科の投薬のみの治療に納得できず、ならば対極?にある東洋医学ってどんなもの? と興味を持ちました。何かこの自分の状態を解決できるんじゃないか?という安易な 考えで受験しました。

人を助ける、というより自分を何とかしたい気持ちだけでし た。

以上、長い追記になりました。東大出身の兄にサラリーマンの道で競っても 誰も認めてくれない、だったら違う道に入って勝負したい・・

というか他人の認めて もらうにはこれしかないって思い込んでたんで、専門学校入学も大きな転機でした。







27歳:鍼灸学校に入学

30歳~34歳:卒業後2回の職場換えを経て、34歳の時現在の職場へ。

35歳:鍼灸院での受診開始(現在継続中)。

目の疲れからくるイライラ(午前より午後のほうがカリカリする)。
イライラしてくると、肩が張っている感じがあり、呼吸が浅くなる。
顔のほてり感があり、口渇、多飲。

花粉症。夏風邪を毎年ひく(梅雨頃からそれが心配で仕方ない)。悪風。

上記症状は徐々に改善傾向。







37歳4月:激しい目の痛みに襲われ、コンタクトを特殊なものに変える。

その後、高校以来の目の違和感が激減し、目からきていたと思われる易 疲が大きく緩和。

37歳7月:漢方クリニックで処方を受ける(現在継続中)。服用開始後非常に調子 が良い。

1 杞菊地黄丸+人参(粉薬;3回/日)
2 加味帰脾湯(カネボウ。丸剤;3回/日)
3 メイラックス(緩和な精神安定剤;就前薬)
4 デプロメール(うつ病・うつ状態の治療薬;就前薬)
5 メバン錠 (高コレステロール血症の治療薬;就前薬)
6 エピナシオン(花粉症の治療薬;2月から4月まで;就前薬)
7 小青竜湯(花粉症の治療薬;2月から4月まで加味帰脾湯に代わり 服用3回/日)
 *小青竜湯服用時は多少軟便になるが、すっきり感あり。

37歳9月:初めて風邪をひかずに、夏を越せた。

38歳春:花粉症が非常に軽かった。

38歳4月:人生で一番調子が良い。主訴が劇的に軽減した。

(現在)

寝起きが良く、ネガティブ志向にも陥らない。
寝る前に根をつめたり、目を使うと翌朝疲れが残ることがわかってい るので、意識的に気をつけている。
現在気になるのは、足から先の冷え感。







主訴:問診

時系列の問診

四診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治











一元流
しゃんてぃ治療院