子供の頃からアレルギー性鼻炎や花粉症があり、強めの肝鬱と肺気の弱さがあった。
仕事を始めてから、肩こりや手足の冷えが気になるようになったということからより肝鬱が強くなっていることがわかる。
35歳の事故は、特定の部位を痛めたわけではなかったが、修復のため腎気が使われたため、腎気が不足し、これより背中の凝りを自覚するようになった。
腎気が補われることなく経過し、37歳の時に、遠距離通勤によって肉体的にも精神的にも大きな負担があり、全身の器がひとつ小さくなってしまった。肺気は弱り風邪を引きやすく喘息っぽくなり、腎気も落ちてしまった。その中で妊娠したものの腎気の支えが不足し化学流産。出血がダラダラ続き薬の力で止まったものの、より腎気を落としてしまい、肝鬱は強くなり、生理周期は短く、生理の出血量は少なくなってしまった。また体表観察より風邪が内陥していると思われる。これによってより肺気は弱まり肝気はたち腎気に負担をかけるという悪循環になっていると思われる。
弁証: 腎虚 風邪の内陥
論治: 疎風散寒 益気補腎
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