腎気をそこあげし、脾気をバックアップ、気逆を納める
場合によっては、脾気そのものも手を入れる。
多膿疱卵巣症候群という排卵がしにくい、他に原因はないという診断がついていますが、 排卵を薬でおこすことを1年以上続けても妊娠に致っていませんね。
これは排卵障害や西洋医学的な問題だけが不妊の原因になっているのではないということだと思います。
いままで薬に頼る治療は充分受けたと思われますので、一度薬をすべてやめて、 ご自身の力を充分出せる身体作りをしていきましょう。
年齢的にも若く、ご主人も不妊治療のステップアップがあまり積極的ではないようですから、半年から1年ぐらいは経過をみてもよいのではないかと思います。
半年たっても排卵が思ったようにおこらず、タイミングが合わなかった場合は排卵誘発、人工授精による治療を考えても良いでしょう。
また、半年から1年たって、妊娠に致らない場合は、いままで薬によるタイミング治療はおこなっていますので、一気にジャンプアップもよいのかもしれません。薬を全く使わない時期があって、その後一番はじめの薬を使った治療は反応がよい場合が多いです。
この最初の治療を体外受精胚移植で考えても良いですし、やはり人工授精からと考えるのも自然なことでしょう。
人工授精から考えた場合は、人工授精から体外受精にステップアップするときに、やはりある程度の薬を切る期間があってもよいかと思います。(年齢要因がまだ許すと思われます)
上手く妊娠、出産とご縁が続きますように。
初診より、排卵誘発剤など薬剤の治療はやめて病院での治療は休憩。
鍼灸治療のみでスタート。
週に一回程度の治療間隔、自宅施灸は毎日
5診にて妊娠、妊娠中も鍼灸治療を継続
20w ひどいむくみが出現
21w 柴苓湯にてあるていど解消、むくみとつきあいながらの妊娠生活。
無事にご出産。おめでとうございます
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