腰痛の弁証論治


腰痛の弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



まず腎をたてていきます。衰えが生じている部分(過去の腰の怪我など)を養生 しながら、年齢とともにもろくなっていく器を補っていくことを考えます。

腎をたてながら、必要があれば脾もたて、消化機能の回復をはかり内湿の排泄を 目指します。




生活提言



肝気を発散させることを考えると、釣りはとても役に立つと思われます。精神の 中心をはかり、生き生きすることが腎を養うことにもなると思われます。しかし、 年齢とともに肉体的には次第に無理がきかなくなっています。肉体的な無理は腎 を損なう可能性もあるわけで、これからはゆとりを持ったスケジュール調整が必 要と思われます。

また、普段の生活でも、腎や脾に負担がかからないよう、睡眠や食事に関して気 を配るよう心がけるとよいと思われます。

なお、自分でできる養生として、足三里と左三陰交のせんねん灸を勧めました。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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