股関節痛の弁証論治:切診


股関節痛の弁証論治
時系列の問診






  小さい頃から皮膚は弱かった。アレルギー体質。

2~4歳:

小児結核。三種混合とか言う薬?を毎年注射?(親もはっきり覚えてい ない)首のところに瘰癧?ぐりぐりした塊ができていてそれに関係したら しい。
この治療の間に体全体に発疹ができてなかなか治らなかったけれど、何か の薬が効いてぴたっと直ったらしい。このときの発疹も乾癬のように白い 皮が張ってたらしい。
小、中、高では特にこれといった大きな症状はなかったような気がするけ ど、蚊にさされたりしたときすごく腫れるタイプだった。

20歳:

大きな魚の目。靴に打ってある釘が出ていて当たっていた場所(足の裏) にできた(切除した)







23歳:

会社員として働き始める。
最初の1ヶ月くらいで55kgあった体重が50キロくらいに減った。
これは職場の人間関係のストレス。早いうちに解消されてその後体重は 52~3kgで安定した。
仕事自体は自分に向いてると思ったしやりがいがあったが、息抜きできる 時間がなく,精神的な疲れがあった。目がかなり疲れた。

20代:

たまに偏頭痛あった(数ヶ月に1回。風邪や疲れたときになるかも)2日 ぐらい続く。
冷え症。夏でも靴下を履いて寝る。スキーに行くとブーツの中で足がつ る。

25歳より前(はっきり年齢は覚えていない):

1度生理が止まらなくなり(たぶ ん2週間以上)婦人科を受診。薬でとめてもらった。原因不明。 その後は生理に関しては周期安定でひどくもなかった。 右のひざが曲げるとぽきぽきなって気になり、近所の整形外科を受診。レ ントゲンでは異常なし。

27,8歳:

スポーツをして腰痛。整形外科で牽引に2,3回通って治った。







31歳:

尋常性乾癬発症(顔は出ないが全身)風邪をひいてのどが痛くなり治った 後だったが突然出た。
溶連菌が身体全体に広まったためと言われた。扁桃腺が大きいので切れと 皮膚科医に言われた(切ってない)ステロイドの塗り薬を全身に塗った。
だんだん強いステロイドに変わったが、3ヶ月したらいきなり治った。
母親も昔軽いが尋常性乾癬が出たことがある。

34歳:

会社を辞めたが、引継ぎで3ヶ月忙しく疲れた。
このころから若干地下や閉所を苦手と感じ始めた。
閉所恐怖症は今も時々あるが、一緒にいる人に話して理解してもらえば安 心する。打ち明けられないと相手の話も耳に入らない。直った直ったと言 い聞かせて今はその状態は減ってきた。パニックを起こして人に迷惑をか けるのはもっといや。

2回目の尋常性乾癬発症。1回目の80%くらいの状態で身体と手足に出た。
皮膚科を変えた。この医者はステロイドだが、強いものはつかわず弱いも ので時間はかかるけどがんばろうという方針。3ヶ月で治った。かなり緩 めの薬から初めて、直らなかったので1つか2つきつくしていったと思 う。でも前に使ったものより弱いのでも結局直った。ここでも扁桃腺を切 れと言われた。

その後は、単発で出る。

35歳:

便秘気味になる。会社を辞めて生活時間が変わったから?
会社に勤めていた頃の方が、朝早く出たが規則正しかったからかも。
今は出かける時間は遅くなったがばたばたしてトイレに行く時間がない。
3日出ないときがあるが、4日目くらいになると出るので便秘薬は飲まな い。







30代後半か40歳:

右膝の痛みが出た。きっかけはなく、ある日突然。レントゲン やMRIを撮ったが異常なし。自律神経と言われた。半年かかったが湿布を はり始めたら(時期的なものか)治った。
このころから閉所恐怖症気味になり、飛行機とか新幹線とか長い時間外に 出られない状態になると心臓がどきどきする。ちょっとパニック症候群的 な感じ。一度飛行機ですごく脈が上がって困った。特に治療は受けない で、自分でコントロールするようにしている。

40歳の11月:

3度目の乾癬発症。1回目の60%くらい?12月に前回と同じ皮 膚科を訪れ、同様の治療。ただ、このときに新しい薬ができたといわれた (ドボネックス軟膏)このときはあまり上半身には出なかった。足にはか なり大きい(直径3cm)のができた。
薬は最初の2~3日は効くがその後またひどくなり年を越す。
お正月の海外旅行でハードだったのでかなりひどくなった。
1月がひどかったので血液検査、尿検査、のどの検査をして溶連菌との因 果関係を調べたが特になし。でも扁桃腺を取ることを勧められた。
2月ごろようやく治まった。

41歳7~9月:

胃の痛みが出た。胃カメラ飲んだが胃が荒れてるくらいで問題な し。食欲はなく、胃が受け付けなくて食べられず、胸焼けがしたりして 3kg痩せた。何種類か薬は飲んだが(消化をたすけるカスモチンなど) 精神的なものと言われた(悩み事があった)
左季肋部が痛く、大腸がんやすい臓がんではないかと途中から胃の痛みが 悩みになった。
翌年3月まで治らなかった。
この後から風邪っぽいときに胃の痛みが起きる。
お腹がすいて食べた後、焼けた石を胃袋に入れられた痛さが食べた後1時 間後に出て何時間か続く。
3日間我慢すると直る。風邪が胃に来た感じで胃痛で納まる時もあればひ どいとその後本格的な風邪になる。







42歳5月:

不整脈が出た。1分間に7回抜けた。
24時間ホルターをつけて調べたが病的なものではないといわれ治療はな し。ホルターつけたときに目まいが起きたがこれも問題なし。
その後も時々不整脈はあるが数ヶ月に1回。2,3日続いて治る。疲れたとき に出る。

42歳:

生理が止まった。基礎体温をつけて無排卵が確認できた。
女性ホルモンの量はまだ異常ないので更年期ではないと言われた。精神的 なもの。
注射で生理になるようにした。半年に1回生理が止まることがあり、注射 をすることを3回やったが、婦人科の医者に生理が止まるたびに毎回来な くてもいいと言われ、行くのをやめたら、止まってもそのうちにまた始ま る。
ここ半年は順調。

42歳12月:

ひどい風邪。最初のどが腫れて熱が出て直った後に4回目の尋常性乾 癬発症(足と手)年末に皮膚科を受診。同じ薬をもらった(ロコイド軟 膏、ドボネックス軟膏)
このときは足と手だけに120個から150個くらい。
ドボネックスは尋常性乾癬用の薬だが、ロコイド(かなり軽めのステロイ ドのほうが効く。
3月ごろほぼ治まった。
このときの乾癬は最初の30%くらい(徐々に軽くなってきている?)
この後はあまり目立った発疹はない。とくにここ1年は乾癬ほとんど出て ない。
冬はいつも肘と膝から下に左右対称に出る(大きくても直径3センチくら い)
旅行などで疲れると、24時間で乾癬がたくさん出たりする。







45歳5月:

主訴の左股関節の痛み出た。旅行で急に平泳ぎをたくさんしたから?
旅行から帰りタクシーに乗ろうとして足が広がった時痛みを感じた。
3ヶ月前(7月?)右外くるぶしと足の裏が痛くなった。1週間で治った。
魚の目が両足にあったが(5年前からできていた。何度スピール膏はって も治らず)自然に治った。







☆風邪の時は葛根湯を飲む。胃が痛くなったときも風邪だと思い葛根湯を飲む。
☆便秘薬は飲まないが、サプリメントを飲む。ウコン、アミノ酸(レバコー ル)、コラーゲンなど。
☆足が良くつる。寝てるとき、疲れたときはふくらはぎ。冷えた時、歩きすぎる と指先。寒い時は特につりやすい。







主訴:問診

時系列の問診

四診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治











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しゃんてぃ治療院