手足のお灸だけでもだるくなることを考えると、気の鬱滞を取りながらも、脾胃に納めるように治療をして、脾気を建てることを中心とする。
今後も顕微授精で妊娠を目指すとのことなので、排卵誘発剤などの使用により身体にはかなり負荷が掛かることと思われますので、身体の力が損なわれないように鍼灸治療をしながらも、ご自身でも養生をしていかれると良いと思います。
手足のお灸で体がだるくなるというのは、それが本来のご自身の姿であると思われます。ただ、そのだるくなり方がかなりきつい印象を受けますので、少し身体は胃腸を中心にお疲れなのだろうと思われます。
胃腸の調子を損なう生活習慣として、早食いと間食が大きいと思われます。ゆっくりとよく噛んで食べるようにしましょう。間食は胃が痛くなるから食べるとのことなので、この痛みが出なくなるように治療と平行しながら、間食は減らしていけるようにしたいと思います。
また、胃腸を痛めつけるもう一つの要因に、ご自分でも自覚されているように、何事にも根をつめてやってしまうという性格が考えられます。勢いでやって、それでオーバーワーク気味になるために、後から疲れがどっとくると言うことになります。楽しみながら自分を追い込まず、ちょくちょく休憩を挟むなど、心身に余裕を持って取り組めるように工夫をしてみてください。
睡眠自体は寝るタイミングを外さなければ、朝までぐっすり眠れるとのことなので、夜は眠くなったら寝付けるようにして、今までどおり睡眠をきちんと取っていただければよいと思います。
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