子宮内膜症の手術→出産 弁証論治


子宮内膜症の手術→出産 弁証論治
治療指針:生活提言:治療経過




治療指針



まず第一に内陥している風邪を取り去り気血のめぐりを阻害させる要因を取り除く。 腎気をたて瘀血を取り去る。




生活提言



基礎体温表を拝見すると、薬を使わないと排卵がない月経周期になってしまったり、 高温期になっても短めであったり、高温期の途中でがくっと下がったりと安定感のない基礎体温の 状況であるとわかります。

婦人科的な力の元をである腎気が足りないと、排卵をしっかりおこすこと、高温期をしっかり持続させ 赤ちゃんの卵をふんわりと受け止める力などに不足しがちです。身体を身体の力そのものがないと 妊娠する力、妊娠を継続させる力も不足してきます。

身体の力がないことと、冷えの入り込みにより全身に不要なモノがたまり、いわゆる血の 道の滞りという状況もおこしています。身体の力をつけ、いらないものをすっきり排泄していきましょう。




治療経過



28歳 妊娠希望 自分たちでタイミングをあわせてみる

30歳 K病院で黄体機能不全、排卵障害、
   薬を使ってタイミングをあわせてみる

32歳 Y病院で子宮内膜症4期と言われる
   ビッグママ治療室初診

33歳 初診後8ヶ月 基礎体温表が綺麗な二相制になってきた
      10ヶ月 高温期が安定してきた 肩こりが感じなくなってきた
   初診後1年 人工授精を始める
   子宮内膜症の癒着がきつく、体外受精か腹腔鏡による手術を勧められる

34歳 腹腔鏡の手術 半年間のタイミング人工授精ー妊娠せず

35歳 体外受精の挑戦をはじめる

36歳 妊娠

36歳 前置胎盤にて安静指示、帰省。
 帝王切開にて無事2800グラムオーバーの女児を出産
 おめでとうございます(^^)







38才 そろそろ第二子を考えたいということで週に1度の鍼灸治療を再開。
半年後:体調が整ってきたので受精卵を移植してはとアドバイス。
病院受診ー胚移植ー妊娠。週に1,2度の鍼灸治療を継続

39才 問題なく経過し、無事に第二子を出産。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











一元流
しゃんてぃ治療院
ビッグママ治療室