治療指針:生活提言:治療経過


潰瘍性大腸炎後の不妊治療の弁証論治
病因病理:弁証論治




病因病理



社会人になり、腰痛が始まり、とても忙しい仕事でストレスも多く、潰瘍性大腸炎になってしまっている。

腎気に負担がかかたうえに、精神的なストレスも多く肝気をはりがちであったため、下焦に負担がかかり、 潰瘍性大腸炎の発症となったのではないかと思われる。

幸い、状態が良く28才には緩解、定期検診も不要となったので、妊娠を希望され始めている。

しかしながらなかなか妊娠が成立せず、不妊治療を開始するも5年経過し、当院への初診となっている。

現時点で小便に残尿感があり、尿切れが悪く、疲労感が残ることがよくある、疲れると下肢がむくむなど、 腎気の弱さは明瞭である。また脾気も便秘や下痢をしやすく、便が出きらない感じがよくあり、食後のお腹のはりなど があり、背部腧穴の脾兪、胃兪の陥凹、三陰交の深い冷えなど脾気の弱さもやはり明瞭である。

そのうえお風呂に長く入らなくてものぼせてしまう、歯痕胖嫩、皮膚全体のざらつき感などが あり、督脉を拝見すると、身柱を中心に夾脊に大きな陥凹、脊柱から接石にかけても冷えというように、 肺気を中心とする上焦、脾気を中心とする下焦にも弱さがうかがわれ、全身の気虚が明瞭である。




弁証論治



弁証:脾腎虚を中心とした全身の気虚

論治:益気補腎 益気補脾 補気







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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