潰瘍性大腸炎後の不妊治療の弁証論治


潰瘍性大腸炎後の不妊治療の弁証論治
治療指針:生活提言:治療経過




治療指針



脾腎を中心に全身を緩やかに補い、全身の気虚を救う。 ある程度バランス良く全身の気虚が救われてきたら、腎気を中心に下焦を補い 妊娠を成立させ出産まで導く




生活提言



省略




治療経過



28才 妊娠希望 
 潰瘍性大腸炎が緩解し、このころには定期検査も不要となった

30才 不妊治療開始

35才 生理痛が軽くなってきた。
    ビッグママ治療室初診

1年後 体調も落ち着き、仕事の調整も出来たので体外受精をはじめる
  1回目 採卵 空砲
  2回目 排卵済み
  3回目 採卵 空砲
  4回目 2個採卵 
      一個移植 妊娠せず、一個受精せず
      採卵出来ず
  5回目 採卵 空砲
  6回目 採卵ー移植ー妊娠せず
  7回目 採卵ー胚盤胞凍結ー次周期移植 妊娠せず
  8回目 採卵 採卵ー空砲
  9回目 採卵ー空砲
  10回目 採卵ー桑実胚で培養中止

3年後 
  11回目 採卵 4分割で移植ー妊娠

38才にて無事に出産 おめでとうございます(^^)







体調が落ち着き、体外受精をはじめるものの、なかなか上手く行かず 結局11回の採卵周期のうち、5回空砲、1回排卵済みという採卵自体がきちんと できたものが5回 移植は3回。採卵11回、移植3回、そのうち1回で妊娠している。

潰瘍性大腸炎という腎気に深くかかわる病気の既往歴のせいか、体調そのものの せいなのかは判然とはしないが、ご本人の努力、薬の負担の少ない体外受精での挑戦のおかげで、空砲が多い方ながらスムーズに採卵を継続することができ、胚移植の回数は 少ないものの妊娠につながったものと思われる。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











一元流
しゃんてぃ治療院
ビッグママ治療室