切診:本人の観察


空咳の弁証論治
時系列の問診



2、3歳:アトピー性皮膚炎(いつの間にか治まる)。
6歳:頻尿から脱腸と判明(手術により、ともに治る)。
    他人の運転した車で山道を走ると、調子が悪くなります(現在に至る)。
    具体的には、後頭部の重いだるさ、吐き気、めまい、胃の不快感などの
    症状が出て、便通があると回復します。その時の便は軟便のことが多い。

10歳:それまで肥満体だったのが一気に痩せる(身長が一気に伸びる)。 1

1歳頃:胃がムカムカすることがたまに起こるようになる。
      特に朝は食欲がなかった。
      胃酸逆流傾向(現在に至る)。

16歳:高校時代、陸上部に所属していて体重50kg台。寮生活を送る。
   花粉症を発症(現在に至る)。
   夏はクーラーのきいた涼しい室内で集中力低下(現在に至る)。
   暑いところで体が重だるくなり、汗をかくと楽になる。
   ちなみに夏のだるさの方が梅雨のだるさよりひどく、
   夏のだるさは、梅雨時期のような下方向へのだるさではなく、
   体全体が重い。秋は空咳がでるが調子は良い(現在に至る)。
   冬は室内など寒くするほうが調子がよい(現在に至る)。

18歳:大学入学など、環境の変化で空咳発症するが、自然に治まる。
   梅雨になると、体が立っていると地面に沈み込むように重だるくなる(現在に至る)。
   この重だるさは朝は調子がよく、夕方にきつくなる(現在に至る)。
   梅雨は他の季節より疲れがきつい(現在に至る)。

19歳:65kg。

20歳:体重70kg。







23歳:中国に1年滞在して、食事が中華になり、体重85kgになる。
   柳の綿帽子の飛ぶ4~5月頃、空咳がでる。

24歳:日本に帰国。

25歳:食事を和食中心にして、スポーツクラブで運動を始めたことで、体重72kgになる。
       (以降29歳まで72kg。)

26歳:鍼灸学校入学。

28歳:風邪をこじらせて気管支炎になり、空咳が出る。
   麻杏甘石湯では治まらず、清肺湯と山豆根で2ヵ月後に治まる。

30歳(12月):仕事を減らし、体重が72kgから76kgとなる。

30歳(2月中旬):引越しなどで空咳、花粉症が出始める。
   玉屏風散、五行草茶、心サージの服用で空咳、花粉症がだいぶ軽減(10→5)。

30歳(3月):飲み会などが続き、1ヶ月で体重81kgになる。
   勉強会当日、昨日受けた針治療で花粉症の症状はさらに軽減(5→3)。







入浴について:汗をかくまでは入らない。
入浴後は眠気が取れ、気分のくさくさもなくなり、気分が良くなる。

体調の悪化について:肉体疲労時、特に運動をした後は心地よい感覚がある。
   気を遣ったあとは、その直後は少し疲れるが、睡眠をとれば回復。
   睡眠不足の時は目が乾燥し、寝不足の日の昼食後には必ず眠くなる。







主訴:問診

時系列の問診

四診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治











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