皮膚掻癢の弁証論治:切診


皮膚掻癢の弁証論治
時系列の問診






17歳(高校2年):9月くらいに扁桃炎

18歳(高校3年):体重42kg。
          夏になると皮膚が荒れる→あごの下や口の周囲が
          ヘルペス風にじゅくじゅくピリピリ痛む。この症状は
          スポーツで汗をかいても現れない。
          この年も秋になると風邪をひくなど体調が悪くなる。

19歳:スポーツの専門学校に入学。
    スポーツクラブで忙しく働く。仕事でジムとプールを行ったり、
    来たりすることが多い。

20歳:鍼灸の専門学校に入学。

22歳6月:体重50kg。
      皮膚症状が出現→①左肘の内側から始まり、両肘に広がる。
      ②次に首に症状が出る。(首が一番ひどい)

22歳8月:体重48kg。
      ③腋下の前や後ろ、膝下にもカサカサした乾燥したような
      かゆみが出現。この頃がかゆみのピーク。
      仕事で室内プールの監視員をしていて、プールの湿気と
      汗で皮膚症状が悪化。
      喉が渇いて、水やスポーツドリンクを飲む。
      今年の夏は生理が早く来た。
      この頃、口角炎、身体がだるい、目が疲れ易いという症状も
      出現。

22歳10月:④膝の裏にも皮膚症状が出現。

22歳11月(現在):かゆみの程度は軽減したが、かゆみの範囲は
           変わらず。
           かゆみは、朝と寝る前の布団に入ってからと、
           お風呂に入ってからが強い。
           秋以降、生理の周期が28日に落ち着いてきた。

その他:風邪の症状は、発熱、悪寒、喉が腫れて痛む、食欲減少。
     パブロンを服用して、3日程度で経過する。







主訴:問診

時系列の問診

四診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治











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