頸>肩の凝りの弁証論治


頸>肩の凝りの弁証論治
治療指針:生活提言




治療指針



頚肩の凝りは経絡経筋病の要素が大きいので、その弱っている場を補う。

また、脾気を立てることで、凝りを助長する内湿を捌き、体調の安定を図る。




生活提言



ご自身でも思い当たるとおり、頚肩の凝りは、頚肩を少しずつ傷めたために起こっている可能性が高いと思われます。そのためこの凝りは揉みほぐすと一時しのぎにはなるかもしれませんが、きちんと治すにはその場(頚肩)自体を強くする必要があり、補う治療が大事だと考えます。

またこの頚肩の凝りを増悪させるひとつに、身体の中にうまく捌かれずに溜まった水分が深く関係していると思われます。梅雨の時期は湿気が多いですから、空気が重たく感じられますが、それと同じように体に湿気が多いと体が重だるくなり、うまく気血が体を巡らないために頚肩の凝りも強く感じられるようになります。

この余分な水分を体外に出すには胃腸の力で排泄することが重要です。その胃腸の力を養っていくには、一般的に言われることですが、暴飲暴食を慎み、腹八分目の食事を心がけ、甘いものなどの間食を控えることが大切です。

そして適度な運動は胃腸に活力を与えますし、湿気で滞りがちな気血の巡りを良くして体を軽くし、頚肩の凝りも軽減してくれます。軽く汗を流す程度の運動ならより効果的だと思います。







主訴:問診

時系列の問診

切診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治

治療指針:生活提言











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