湿疹の弁証論治


四診


湿疹の弁証論治
時系列の問診





小児の頃:卵アレルギー(蕁麻疹)、小児喘息。鼻炎傾向あり。
小学校高学年:柔道を始め、喘息は治まる。卵アレルギーはいつの間にか克服。
中学高校:バレー部所属。柔道は中二まで。

18歳4月:福祉系専門学校入学(運動量減り体重4~5kg増)    スーパーでバイト(鮮魚売場 18の頃から四年間)。

19歳:虫垂炎(体重4~5kg減。つまり18歳の春の体重に戻る)

20歳:タバコを始める。(2~3本から1箱/1日)
   学校の実習でギックリ腰。それ以降ダルい感じ。

20歳3月:卒業

20歳頃:
   クーラーを辛いと自覚
   (冷凍庫に入るなど、温度差の激しい仕事場)

22歳年末:主訴(湿疹)に気づく。
   ミミズ腫れ状。冷やすと楽になる。
   朝、温シャワーを浴びた後にもでることあり。
   部位も一定しない。 この頃より空腹感を感じるのが時々となる。
   油っこ食物や酒を飲むと、下痢をすることが多くなる。

22歳4月:鍼灸学校(夜間)入学。
   鍼の接触で、同じような湿疹がでることを自覚(1~2時間で消える)。

22歳5月:ゲームセンターでバイトを始める。(約1年間)

23歳春:日中は老人病棟勤務となる。(腰痛が慢性化)

23歳夏:方剤服用開始
   初めは去風清熱がメイン、
   途中補血がメイン、
   肺陰を補うものも加えられた。
   最終的に桂枝湯合王屏風散加味

タバコはやめる。
 (薬を服用して)
   服用を開始して1~2ヶ月に赤く熱を持った状態で腫れたが、
   その後、白っぽくなって熱感が少なくなり、
   湿疹の出る範囲が縮小頻度も少なくなり、
   かゆみの度合いも軽くなる。

   下痢の頻度も減り、鼻炎傾向も軽減。出る部位は一定しない。

24歳年明け:方剤の服用を中止。

25歳直前:方剤の服用を止めた以降も、
   完治したわけではないが、状態は落ち着いている。

(現在)腰のだるさは相変わらず。

梅雨時はつかれ易く、睡眠後も疲れが残った感じ、ダルい(慢性的な虚)。
しかし、疲労時に湿疹がひどくなるというようなことはない。
鼻炎傾向に関しては、水様の鼻水がでるのは月に2~3日。
鼻塞感は、月の半分以上あり。クーラーをつけたまま寝ると、鼻水がでる(水様)。
他には、口の中が酸っぱくなることがたまにある(不快感はなし)。







主訴:問診

時系列の問診

四診

五臓の弁別

病因病理:弁証論治











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