目の周囲のアレルギーの弁証論治
治療指針:生活提言
治療指針
症状がひどいとき、気鬱や熱を払う治療をすれば、そのときは落ち着くが、根本
的な解決にはならない。痒みが強くて掻きこわしそうなときは、症状を取るよう
な治療も必要かと思うが、基本は腎をたて、内熱が納まるようにする。
腎気が回復してくると、腰痛も緩和され、また、腎陽のバックアップにより脾気
も賦活され、消化機能が回復し内湿も排泄されていくと思われる。
風邪を引いた場合は、風邪の治療を優先する。
生活提言
普段の生活でも腎気を回復させるよう養生したら良いかと思います。風邪を引く
とこれを治すために腎気が損なわれます。風邪を引くのは床で寝てしまった後が
多いようなので、仮眠のつもりでも、なるべく暖かくして寝るように気をつけま
しょう。
腎気が落ちると消化機能に影響があらわれますが、逆に消化機能が落ちると腎気
を回復させるのも遅くなります。現在は食や便に問題は見られないようですが、
脾胃に負担を与えるのをなるべく少なくしましょう。虫歯の予防のために甘いも
のを食べないようにしていることは、脾胃の保護には良いことだと思われます。
主訴:問診
時系列の問診
切診
五臓の弁別
病因病理:弁証論治
治療指針:生活提言